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浅井長政が最後に触れた門!?

 来年の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国』の舞台になる滋賀県。滋賀県には魅力的な史跡がたくさんありますが、その中のひとつ小谷城。浅井長政とお市とともに茶々・初・江が暮らしていたということで注目を集めています。

 小谷城は、小谷山から南の尾根筋に築かれた標高約495メートルの山城。堅固な山城でしたが、当時勢いがあった織田軍に攻められ落城。長政は本丸下の赤尾屋敷で自刃しました。長政とお市、そして三姉妹の落城物語として語り継がれている悲しい現場でもあります。

 そんな小谷城から少し離れた場所に、浅井歴史民族資料館があります。そこで展示されている門を見て驚きました。なんとその門は、長政が自刃した赤尾屋敷の下で発見されたとのこと。この門については諸説ありますが、地元の方の話では、大正時代、植林中に偶然発見されたそうです。もしこの門が、赤尾屋敷の門で、落城時もあったとするならば、長政が最後に目にした屋敷の門だった可能性が出てきますよね。そんなことを考えならが門を見てみると、なんとも切なくなってしまいます。みなさんも小谷城へ行かれた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

戦国お城ライターAsami 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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