インドネシアに住む42歳の男性が、飼っていた蛇に絞め殺される事故があったと、6月25日に海外ニュースメディア「THE MIRROR」が報じた。
インドネシアに住むヤナさんは、体長3メートル・体重およそ16キロのニシキヘビをペットとしてかわいがっていたそうだ。事故があった21日、絞殺されたヤナさんの遺体を、彼の子供が発見。その日の朝、ヤナさんはニシキヘビを入浴させようとしていたそうだ。一説によると、ダニの繁殖を予防するために愛好家たちはヘビを入浴させることがあるようだ。ヘビは自発的に水に入ることが多く、なぜニシキヘビがヤナさんを絞殺したかは分かっていない。
ニシキヘビはトイレの周りの水路から逃げ出したとみられるが、その後村人によって発見され、さらなる被害を生まないよう、村人たちによって殺されたという。
ヤナさんの妻・エラさんは「夫は蛇をたくさん育てては、人に売っていました。蛇が原因で夫を亡くしたことは、抗えない運命だったんだと諦めています」と同記事の取材に対し答えている。
殺されたニシキヘビは、かわいがっていたヤナさんと一緒に埋葬されたという。
このニュースが世界中に広がると、ネットでは「普通に犬を飼えばいいのに…」「蛇には愛情が通じないのかな」「なぜお風呂で?怒らせるようなことをしたのか」「ニシキヘビは一緒に埋葬されてうれしいのか?」「なぜ蛇を殺すの?」「普通に考えて家族を殺された蛇を生かしておかないだろうから殺されて当然」などさまざまな声が寄せられている。
他にも珍しい動物をかわいがり、命を落とした人がいる。
海外ニュースメディア「CBS NEWS」によると、2007年8月にオーストラリアで当時60歳の女性が、飼っていたラクダに踏みつけられ死亡する事故があったという。なお、ラクダがその後どうなったかは不明である。
現地警察によると女性は珍しい動物を飼うのが大好きで、同年3月に60歳の誕生日プレゼントとして、夫と娘からラクダを贈られたそうだ。事故があった時ラクダは10カ月で、体重約150キロまで成長していたという。
女性が飼っていたラクダは、以前、発情期に交尾のため、女性が飼っていたヤギにのしかかり窒息させかけたことがあったという。このことから、20年以上観光客をラクダに乗せる仕事をしている専門家は、ラクダが女性に対し交尾行動をとったのではないかと同記事の取材に対し説明。ラクダは基本的におとなしい生き物だが、専門家のしつけなしでペットとして飼うのは危険であるとも話したそうだ。
ペットとして普及していない特別な動物を飼う喜びは、飼っている人にしか味わえないものかもしれないが、殺されてしまっては元も子もない。
記事内の引用について
Man trying to bathe python 'strangled to death by reptile then buried beside it'
https://www.mirror.co.uk/news/world-news/man-killed-pet-snake-wrapped-17258392
Australian Woman Killed By Amorous Camel
https://www.cbsnews.com/news/australian-woman-killed-by-amorous-camel/