セイタカアワダチソウの駆除はなぜ必要なのだろうか?
もともとは北アメリカからの外来種で日本に入ってきたのだが、繁殖力が高く、生息するエリアでは他の植物まで浸食されてしまう生態系の被害が出ている。また、花粉症の原因といわれるブタクサに似ており、しばしば間違われることがあるそうだ。
長い年月をかけ日本中に広がったセイタカアワダチソウは、土壌の流出防止に貢献しているという声もあったり、あまりにも自然に溶け込んでいるためファンも存在する。
猛暑の影響かどうかは確認できないが、今年は例年より繁殖しているという。日本の生態系を考えれば、やはり放ってはおけない。
現在、鹿島建設の社宅敷地にあるセイタカアワダチソウや雑草をヤギに食べさせる実験が行われている。ヤギ業者から2週間交代のレンタルで、どの品種のヤギが一番駆除に適しているかのデータ採取をしている。
近隣に住宅地があるため、当初はヤギのメ〜、メ〜と鳴く声が騒音となり、迷惑にならないのか? といった懸念があったそうだ。しかし子供達が気軽にヤギと触れ合えるということで、ちょっとした名物になっている。
今後、鹿島ヤギプロジェクトの展開が大いに期待できるだろう。
※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou