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自民 歴史的大敗!“ポスト安倍”に民主・前原誠司氏の名前も出る「百花繚乱」

 安倍晋三首相は1日午前、首相官邸に赤城徳彦農水相を呼んで会談、この席で赤城氏は辞表を提出し、首相もこれを受理した。首相は参院選の敗北を受け、9月にも大幅な内閣改造を行う方針を示しているが、この先は依然不透明で、大波乱があってもおかしくはない様相だ。
 歴史的惨敗の自民党。「辞任すべきだ!」という声の中、安倍晋三首相は続投を決めた。今後、政局はどうなるのか。そして、安倍首相の命運は?民主党の参院議員が言う。
 「参議院で民主党が第一党になったため、自民党はこれまでのような強引な議会運営ができなくなります。まず、参院の議長を民主党が握りました。議長は強大な権限を持っています。運営について絶大な力を発揮するでしょう。さらに、民主党は議運や予算委の委員長ポストも取るでしょう。法案が参院で否決され衆院に戻されて三分の二の賛成で可決・成立しますが、果たして、そううまくいくかどうか疑問です」
 こうした状況が3年間続くわけで、安倍首相、与党にとっては辛い政局運営を強いられることになる。さらに、自民党にとって頭が痛いのは、安倍首相を不信任できるということだ。
 「参院には問責決議案がある。これは衆院の不信任案と同じです。民主党が参院で第一党になり、議長を握ったことにより、安倍首相の不信任案が通ってしまうわけです」 
 惨敗にもかかわらず、安倍首相の“続投”が決まったのは“ポスト安倍”の有力者が見つからないためだ。“人心一新”で党役員人事・内閣改造をしても、いずれ行き詰まるのは目に見えている。衆院解散に追い込まれる可能性は高い。自民党にとっては、数の多さで何でもできる衆院を解散したくないはずだ。そこで、「辞任」という選択肢が浮上する。
 となると、“ポスト安倍”は、誰なのか。

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