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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(6/28東京・6/29阪神)

 先週ピックアップした2頭。函館デビューの注目馬・モルジアナは、もっさりとしたスタートを切るが二の脚が早く2番手の位置を取る。3コーナーから促し始め直線に入ると、自身は伸びているものの早い脚がなく流れ込んでの5着。レースでの走りを見る限り、ピッチ走法や豊富な筋肉量からダートの方が適性が高いかもしれない。阪神デビューの注目馬・ポルトドートウィユは、やや出遅れ気味のスタートとなり、出たなりのまま後方から。道中はふわふわした走りで促しながらの追走。4コーナーから仕掛け始め直線に向くと、しっかりと伸びて残り100mあたりで先頭に並びかけたが、そこで脚が鈍ってしまい2着。メンバー唯一の35秒台の脚を使っているだけに能力の片鱗は 見せたが、やはり良馬場でこそ活きる脚だろう。

 今週の東京デビューの注目馬は、6月28日(土)第5R芝1600m戦に出走予定のブライトエンブレム。馬名の由来は「輝く証」。牡、鹿毛、2012年4月6日生。美浦・小島茂之厩舎。父ネオユニヴァース、母ブラックエンブレム、母父ウォーエンブレム。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルク。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額5000万円。母は08年秋華賞を勝ったブラックエンブレム。走るネオには馬格があり、一見パワータイプのような馬体のタイプが多いが、本馬はサンデーの血が強く出ているようで相当なバネの持ち主。軽さがあり非常にバネの利いたバランスの良い走りをしている。入厩後目立った時計は出ていなかったが、一週前の追い切りで一杯に追われるとグングン良化。今週の追い切りでは納得のいく時計が出ており、態勢は整った。なお、鞍上には田辺裕信騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、6月29日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のティルナノーグ。馬名の由来は「アイルランド神話に登場する神々が住む国の名」。牡、鹿毛、2012年3月10日生。栗東・松永幹夫厩舎。父ディープインパクト、母バイコースタル、母父Gone West。生産は新冠町・ノースヒルズ、馬主は前田幸治氏。重量感は同時期のキズナに及ばないが、その分軽さという点では本馬の方がありそうだ。柔軟性があり、バランスの良い走りには目を見張るものがある。バランスが非常に良いフォームのため、馬場が渋っても問題なし。追い切りでは抜群の動きを見せており、初戦から高いパフォーマンスを見せてくれるだろう。なお、鞍上には父ディープインパクトの背中を知る武豊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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