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安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) 絶好調・石沢記者はファリダットと心中

 ウオッカ、ディープスカイの両ダービー馬にスーパーホーネットがいれば、今度こそ人気はガクンと落ちるはず。良血ファリダットが妙味たっぷりだ。

 常に一定の支持を受けていながら、いまだ重賞未勝利。これでは“人気先行型”と思われても仕方ないが、弾けられなかった理由は明確。極度の折り合い難だ。
 ただ、それも日を追うごとに徐々に解消。前走・京王杯SCでは少々、行きたがる素振りは見せたものの、ひと昔前に比べればだいぶマシになっていた。田代助手は「(武)豊がうまく乗ってくれた。それでも、競馬をしているのはまだ直線だけ」と渋い顔だが、それも期待の裏返し。3着ながら、1400メートルでは自己ベストとなる上がり3F33秒4をマークしており、確実に脚をためることを覚えている。

 それでも、後方から一気にごぼう抜きできるほどの息の長い脚は持っていない。そこで、陣営が立てた作戦が前々からの競馬だ。「今回はハナへ行ってもいいぐらいの気持ちで乗ってもらいたい。どの位置からでも最後は間違いなく切れる馬なんやからね」と田代助手は積極策を示唆。
 松元調教師は「今回の鞍上(安藤勝)は母の背中も知っているからね。乗り方は一任する」と明言こそ避けたが、思えば、母ビリーヴは現役時代、好位から抜群の瞬発力で2つのGIをモノにした。折り合い難が解消されつつある今なら、積極策を取っても何らおかしくない。
 「間隔を開けない方ががいいタイプ」(青木助手)だけに、中2週の臨戦過程は大歓迎。ここが早くも今年5戦目だが、「張りがあって、毛ヅヤもピカピカ。昨年の秋からずっと高レベルでデキをキープしている。今までへこたれたところを一度も見たことがない」(田代助手)なら心配無用だ。すぐさまトップスピードに乗れる稀有(けう)な瞬発力はここでもトップクラス。評価がガタ落ちの今回が絶好の狙い目だ。

★★★★
※★=穴度。MAXは5

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