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天皇賞・秋1週前追い切り 古馬撃破へディープスカイがハードトレを敢行

 神戸新聞杯を使ってからの上昇度は目を見張る。ディープスカイは15日、坂路組で3番目に速い800メートル53秒7をマークしたのに続き、今朝(23日)も52秒4→37秒9→12秒4(一杯)と元気いっぱいの動きを披露した。

 「単走でも時計が出るようになったのは状態のいい証拠。この中間もしっかりケイコができている」と昆調教師は打倒!古馬勢に自信をのぞかせた。
 ウオッカは秋初戦となった毎日王冠で2着に敗れたものの、これまでにない逃げる競馬で底力を見せつけた。
 前走後は青写真通りのメニューを消化。今朝は坂路で800メートル52秒7→38秒5→12秒4(馬なり)をマークした。「前走を使って確実に状態は良くなっている。体全体にもボリュームが出てきた」と前川助手は話した。
 いよいよ復帰戦を迎える昨年の最優秀3歳牝馬ダイワスカーレット。ぶっつけでのGI挑戦と不利な材料は少なくないが、松田国調教師の表情に不安の色は一切ない。坂路で一杯に追われ、800メートル52秒0→37秒9→12秒9を計時した。
 「追い切りでの息遣いも良く、思惑通りに攻め馬をやれている。気合も乗りすぎず、リラックスしている」。今秋は天皇賞・秋と有馬記念の2戦のみを予定。まさに一戦入魂の構えだ。

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