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美浦黄門・橋本記者がユビキタス陣営を直撃

 今週の東京競馬は重賞の2本立て。8日(土)は、JCダートの前哨戦「第13回武蔵野S」(GIII、ダ1600メートル)が行われる。ヴァーミリアン、サクセスブロッケンが高見の見物を決め込むなか、打倒2強に名乗りを上げるのは!?美浦黄門こと本紙・橋本千春記者は強い3歳世代の中からユビキタスに白羽の矢。鈴木伸調教師を直撃インタビューした。

 −−まずは追い切りの感想からお願いします。
 鈴木伸師「前の2頭を追いかけ、終い一杯にやったが、時計、動きともに申し分なかった」

 −−前走のぺルセウスSの時と比較してください。
 鈴木伸師「前走は休み明けでまだ体に余裕があった。でも、1度使ってお腹が細く見えるぐらい締まってきた」

 −−その前走は惜しくも2着でした。
 鈴木伸師「(勝ち馬の)バンブーエールは走ると警戒していたんだ。直後にJBCスプリントを逃げ切ったぐらいだしね。でも、負けたとはいえ、ウチのも2番手できつい競馬を強いられた。それで0秒4差なら内容は評価していいと思う」

 −−3歳馬といえば、成長の度合も気になるところです。ひと夏越してどのあたりが変わってきましたか?
 鈴木伸師「一番大きく変わったのは、左トモに力がついたことでしょう。春は右回りはコーナーで外に膨れ、左回りは内にササッていた。でも、格段にパワーアップしたことで、その不安は解消された」

 −−相手関係はどうみていますか?
 鈴木伸師「一番強い馬はカネヒキリだと思うが、2年4カ月のブランクは割引でしょう。それなら、夏を境に力をつけている3歳馬、GIを勝っているサンライズバッカスが怖い。とりわけ、3歳世代はレベルが高い。その中で、ユビキタスも強い部類に入るんじゃないかな。勝って競馬を盛り上げたいね(笑)」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 鈴木伸師「競馬が上手な馬で、現時点で課題はないですね。目標のJCダートに向けて賞金を加算し、弾みをつけたい。応援してください」

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