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京都牝馬S追い切り速報 スペルバインド軽快

 昨春はチューリップ賞4着、スイートピーS2着とオープンでも好勝負を演じてきたスペルバインド。その素質馬が勢いに乗って再び重賞へと挑戦する。

 「オークスの時より30キロ近く馬体が増えた分、攻め馬でも動くようになった。眠っていた能力に、ようやく体がついてきた感じだね」と中西助手はフィジカル面での充実ぶりを強調する。

 兄は2005年の皐月賞2着馬シックスセンス。厩舎ゆかりの血統馬がいよいよ、その血を開花させようとしている。「明け4歳となり、ますますたくましさが出てきた。今回は重賞挑戦になるけど、流れさえ向けば十分にチャンスはある」。3連勝で初重賞Vなるか、注目だ。

 【最終追いVTR】デムーロ騎手が手綱を取り、DWへ。単走で終い重点に追われ、6F86秒0、ラスト1F12秒0(直一杯)をマークした。最後まで軽快な脚色で、ゴール板を過ぎても勢いは十分。以前に比べて、馬体もひと回り大きくなって充実してきた。

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