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京都・新馬戦

 4鞍組まれた新馬戦から11日の芝1800mで大物が飛び出した。粘るウォータクティクスをブラックシェルが捕らえて抜け出したところ、さらにゴール前で猛然と追い込み交わしたダイシンプラン(牡、父タイキシャトル、母ダイシンシルビア=松田博厩舎)がそれだ。
 勝ち時計の1分50秒9(良)は平凡だが、4コーナーまで離れた最後方から、一頭だけケタ違いの伸び。秋の新馬戦では最速となるラスト3F33秒4を記録した。

 510kgと馬体にも恵まれた牡馬。ゲートに時間がかかったそうだが、「前半は無理をしなかった。追い出したらビックリする脚を使ったね」と相好を崩す松田博師は「まだ体に余裕がある。次はどんなレースをするかな」と大いに期待を膨らませている。

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