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あいのりインタビュー特別編(2)「有馬記念はアンタに乗った!」

 年末の一大イベント、国民的勝負レース有馬記念まであとわずか。ということであいのりインタビューの特別編として、競馬ファンが注目する1頭を教えてもらっています。今回インタビューに応じてくれたのは、「減額された冬のボーナスの埋め合わせをしたい」と意気込むトシさん。不景気のなか特大ボーナスをくれそうな一頭とは…。

 トシさん「レッドディザイアです。牡馬相手でも圧倒的な力を見せる怪物ブエナですが、この子を忘れちゃいけません。海外遠征で影が薄れてると思いますが、かつてのライバルが再び怪物を倒すドラマが見たいですね」

 −−思い描くドラマのタイトルは「モンスターハンター」ですかね。

 トシ「タイトルはなんでもいいです(笑)」

 −−やったことないのに適当なこと言ってスイマセン。でもブエナとレッドディザイアの叩き合いを想像すると興奮します。僕より放送作家に向いているんじゃないですか(笑)。

 トシさん「いやいや。世間的にはブエナ対ローズの決着を見たいとは思うんですが」

 −−いや、その世間の期待や思い込みはフリみたいなもので、ブエナとレッドの決着に終わったらそれはそれでドラマですよ。観衆の期待を良い意味で裏切っていますから。

 トシさん「オチとしてはやっぱり牝馬の時代だったみたいな」

 −−おっ、大先生が乗ってきましたね(笑)。その他の注目馬はどうでしょう。

 トシさん「3着にローズキングダム。前の方でブエナの猛追を待ち構えますが、レッドディザイアにも行かれて、『お前もかい!』みたいなイメージです。ということで、大本命の3連単はレッドディザイア→ブエナビスタ→ローズキングダムです」

 −−キレイにまとめて頂いてスイマセン。やっぱり作家に向いてるんじゃないですね(笑)。ありがとうございました〜。

 今年は海外で1戦、そして国内G1で圧倒的な力を見せてきたブエナビスタと海外へ挑戦にこだわり続けたレッドディザイア。今年1年異なる路線を歩んだ2頭のライバル決着なんてドラマもいいですよね。しかもレッドが1着なら配当もいいはず(笑)。
 それにしても、その人の見たいドラマがそこに凝縮されている3連単フォーメーションの1点勝負って深いですね。皆さんも自分が見たいと思うドラマを馬券に託してみると面白いかも。

 それでは若手放送作家の近藤でした〜。

※12月15日時点での登録馬を見ながら取材をしています。

ブログ「近藤ちゃんがふみきってぇ…じゃんぷぅ!」
http://d.hatena.ne.jp/minoru1202/

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