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今年はどんな年? 干支から見る2010年

 2010年も、早くも1か月が過ぎようとしている。政治、経済とも相変わらず嫌なニュースが多く、先行き不安な気がする。何か明るい話題があって欲しいものだがどうなるのだろうか。ちょっと遅いが、2010年はどんな年なのか、干支から占ってみよう。

 干支とは、12種の動物による12年周期の「十二支」と、『甲乙丙…』の10年周期の「十干(じっかん)」を組み合わせ、60年周期で変化する時の機運を表すものとされている。「丙午(ひのえうま)」は誰でも聞いたことがあるだろう。また、歴史の授業で習った「壬申の乱(じんしんのらん)」や「戊辰戦争(ぼしんせんそう)」も、その年の干支から名づけられた出来事だ。

 さて、2010年は干支でいうと「庚虎(かのえ・とら)」。まず、十干の「庚」には、“続ける”という意味があるという。また更新の「更」にも通じ、“思い切って改める”という意味も含まれるそうだ。十二支の「寅」は、“助ける”“敬む(つつしむ)”の意味や、“枝葉が伸び始める”“示す”意味があるという。つまり「前年の道筋を継承しつつ、新たな活路を開く年周り」ということになるようだ。
 ちなみに前の「庚虎」の年は1950年(昭和25年)。この年はどんな年だったかというと、「年齢の数え方が満年齢に」「朝鮮戦争勃発」「金閣寺消失」「警察予備隊設置」「プロ野球がセ・パ2リーグに」「公職選挙法公布・施行」などの出来事があった。「特需景気」が起こり、女性の平均寿命が60歳を超えたのもこの年。終戦から5年目、まだGHQの占領下であり、新しい仕組みづくりが続いていた時代だった。
 今年は21世紀になって10年目という区切りの年でもある。少しぐらいはいいことがある1年になって欲しいものだ。

(横浜 六太 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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