search
とじる
トップ > レジャー > スプリングS 最終TRも伏兵優勝 どうなる皐月賞…勝ち馬スマイルジャックの可能性は

スプリングS 最終TRも伏兵優勝 どうなる皐月賞…勝ち馬スマイルジャックの可能性は

 皐月賞TR「第57回スプリングS」(JpnII 中山1800m 23日)は、6番人気の伏兵スマイルジャックが快勝した。勝ち時計は1分48秒9(良)。2着にも人気薄(11番人気)のフローテーションが入り、番狂わせとなった。1番人気のショウナンアルバは3角で先頭に立つ積極的な競馬を見せたものの3着、2番人気のサダムイダテンは後方のまま見せ場なく12着と大敗した。
 強敵と互角に戦ってきた実力はダテではなかった!デビュー戦を勝って以来、(2)(2)(3)(3)(2)着と歯がゆい競馬が続いていたスマイルジャックが、ようやく念願の2勝目を挙げた。

 小桧山師が常々「優等生」というほど、競馬センスのいい馬。いつもは好位からそつなくレースを進めていたが、この日は違った。
 好スタートから積極的にハナを切り、3角手前まで他馬を引っ張る力任せのレース。小牧騎手は「前回、乗ったときはソロッとゲートを出たのに掛かり気味だったから、今度は折り合いに専念するより、思い切って乗ろうと思っていた」と予定の行動だったことを打ち明ける。直線に入っても脚色は衰えず、終わってみれば着差以上の完勝だった。
 「タメてもあまり良くないことがわかっていたので、早めに追い出した。しっかり伸びてくれた。まだ子供っぽいところがあるし、体も緩い。しっかりしてきたら大物になるかもしれない」と今後を楽しみにしていた。
 一方、小桧山師は「(皐月賞の権利が獲れて)今はホッとしています。ただ、体重が10kg減っていたように、かなりデキが良かった。中間、もっと楽をさせて、この状態を皐月賞にもっていきたかった」と複雑な表情をのぞかせた。
 だが、この勝利で、愛馬に対する信頼はこれまで以上に。「開業13年目になるけど、これほど手応えを感じさせてくれた馬は初めて。皐月賞は同じくらいの馬体重で臨めるように仕上げたい」
 本番へ向けて、トレーナーの気持ちはすでに戦闘モードに切り替わっていた。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ