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ベイビーレイズJAPAN、主催フェスに向けて春ツアー決定! バレンタインライブで「チューして!」

 ベイビーレイズJAPANが、2月13日にHEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3にて、今年初のワンマン公演となるバレンタインライブ『IDOROCK VALENTINE LIVE -SWEET- / -BITTER- 〜あ、チョコ付いてるよ〜』を開催した。

 1部、2部ともチケットの一般販売が始まるとほぼ同時にソールドアウトとなった本公演。1部の『SWEET』では、「キュート」をコンセプトに、メンバーの大矢梨華子を中心にセットリストや演出が考えられ、「ひとめぼれ初恋もよう」から公演がスタートすると、「Pretty Little Baby」や「ストレス」など、可愛らしい恋愛の曲が続き、メンバーからのバレンタインプレゼントのような可愛らしいダンスや表情に、会場は大きな盛り上がりを見せた。

 アンコールではメンバーがセーラー服で登場。学園を舞台にした寸劇を披露し、傳谷英里香による「ずっと、私の右にいるあなたの横顔を見てました! 好きです!」との告白のあと、メンバー全員が観客に「チョコ、受け取ってください!」とチョコを差し出したところで「Baby Kiss」がスタート。「ベイビーステップ」、「Dreamer」と学生時代を思い起こさせるような曲の流れで1部を締めた。

 2部の『BITTER』は、傳谷英里香を中心にセットリストや演出が考えられた「セクシー」がコンセプト。LINE LIVEでのリアルタイム配信も実施され、いつもより大人っぽいメイクで登場した5人は、会場だけでなく、配信を見ている視聴者にも想いを届けるかのように「TIGER SOUL」を熱唱。中盤では、まさかのワンマンライブ初カバー曲として「レイニーブルー」を披露。ほろ苦い恋の歌をしっとりと歌いあげた。

 MCで、2部の終演後にメンバーからプレゼントされるチョコを林愛夏と傳谷で選んできた話をすると、大矢は観客に対して「今年の最初で最後のチョコかもよ」とコメントし、会場をざわつかせた。

 サンプラーによるクラップ遊びでは、大矢の「みんなー!」とのアニメ声だけでなく、本人に内緒で傳谷の「チューして」という声もサンプリング再生されると、傳谷が悲鳴を上げ、会場は大盛り上がり。クラップ音を観客と掛け合いしながら、「Pretty Little Baby」へ突入すると、「走れ、走れ」、「ベイビーレボリューション」と続き、「S.O.K.」のイントロでは、傳谷、林、高見奈央の順で今まで見せたことのないセクシーなダンスを披露。観客の盛り上がりが最高潮を迎えた中で本編が終了した。

 アンコールでは、夏の終わりに行われるベイビーレイズJAPAN主催による『EMOTIONAL IDOROCK FES. (エモーショナルアイドロックフェス)』に向けた春ツアー、『ROAD TO “EMOTIONAL IDOROCK FES.” TOUR』が行われることが傳谷から発表され、大きな拍手が起こった。

 フェスを成功させるための仲間を増やしていくために、今回はワンマンライブだけでなく、対バンライブや学校コラボライブ、フリーライブ と、いろんな形のライブをしながら、全国を周っていく。3月12日(土)の名古屋・APOLLO BASEから始まり、5月21日(土)の新宿ReNYでファイナルを迎えるが、随時、公演は追加予定とのこと。

 そして、「FOREVER MY FRIEND」、「ベイビーレイズ」、「夜明けBrand New Days」とベイビーレイズJAPANのライブで盛り上がる鉄板曲を続けざまに披露し、会場が大興奮に包まれる中、バレンタインライブが終了。

 『EMOTIONAL IDOROCK FES.』に向けて、次の春ツアーで、今回のライブで魅せたベイビーレイズJAPANの熱(あつ)苦しいほどの熱量をどれだけ全国に伝えることができるのか。「日本一熱(あつ)苦しいアイドル」としての認知が広がっていくことが、『EMOTIONAL IDOROCK FES.』の成功につながると確信させるライブだった。

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