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派遣法改正へ2500人デモ

 労働組合らでつくる「労働者派遣法の抜本改正をめざす共同行動」が29日、東京・日比谷公園で集会を開いた。鳩山政権が公約に掲げる製造業派遣の原則禁止など、労働者派遣法改正の実現を求め、約2500人が夜の街をデモ行進した。

 皮肉にも集会場所は、昨年末、年越し派遣村ができたのと同じ厚生労働省前。社民党の福島瑞穂党首、ルポライターの鎌田慧氏、そして派遣村の村長を務めた反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠氏らが公演し、公約の早期実現を訴えた。

 先ごろ内閣府参与として鳩山政権入りした湯浅氏は「参与になって3日たちましたが、結局やることは私たちのやってきた運動と一緒なんだなと。内部で一人ずつ仲間を増やしていく、地道な活動なんだな」と独特な政界のやりにくさを語った。

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