☆リンドブラッド
2019年12月8日(日)阪神第5R芝1800m戦に出走予定のリンドブラッド。馬名の由来は「人名より。父名、母名より連想」。牡、鹿毛、2017年1月22日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母ゴールデンドックエー、母父Unusual Heat。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はG1レーシング。愛馬会法人・G1サラブレッドクラブの募集馬で総額1億円。全兄には16年小倉大賞典(GIII)、七夕賞(GIII)を勝ったアルバートドック(父ディープインパクト)や、芝で5勝を挙げているリライアブルエース(父ディープインパクト)がいる。本馬は父ディープインパクトに似た凛とした顔立ちから操縦性の高さが窺え、全体的には全兄の2頭とも少し違うシルエット。ややすらっとした頸差しから迫力のある胸前。しっかりとした胴周りに良質な筋肉がついているトモを持っているが、それでもまだトモには緩さがあり完成は先の印象。ディープインパクト産駒らしいキレを武器に、クラシック戦線で活躍するだろう。なお、鞍上は福永祐一騎手。
☆トップブランド
2019年12月8日(日)中山第6Rダート1800m戦に出走予定のトップブランド。馬名の由来は「一流ブランド。母名より連想」。牝、黒鹿毛、2017年3月30日生。美浦・伊藤圭三厩舎。父ジャスタウェイ、母イチリュウ、母父キングヘイロー。生産は新ひだか町・グランド牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額1800万円。母は13年南関東牝馬クラシックの桜花賞(SI)の勝ち馬で、叔母には16年関東オークス(JpnII)を勝ったタイニーダンサー(父サウスヴィグラス)がいる。本馬は牝馬としては全体的にしっかりとした造りで筋肉量も豊富だが、繋ぎはクッション性があり芝でもやれそうな印象。バランスの良いフォームで伸びのある走りをしており、長く良い脚を使うタイプだろう。距離は2000mあたりが良さそう。なお、鞍上は三浦皇成騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。