☆福島11R「ラジオNIKKEI賞」(芝1800メートル)
◎15アーバンキッド
○16ブラックスピネル
▲13ピックミータッチ
△1ゼーヴィント、3アップクォーク
人気は人が決めるもの、人間の気持ちほど当てにならないものはない。と言ったのは、5冠馬シンザンを育てた名伯楽の武田文吾調教師。このレースはその最たるもの。過去10年間で1番人気の優勝は1頭(2着2頭)しかいないのだから。前置きはさておき、本命にはアーバンキッドを推す。NHKマイルCは、メジャーエンブレムの逃げを深追いしたため16着と不発に終わったが、0秒9差なら決して悲観する内容ではない。実力はここでは互角以上の評価を与えられるし、巻き返しは必至。2走前の毎日杯はダービー6着のスマートオーディンと0秒2差2着、アーリントンカップも同8着のレインボーラインとタイム差なし5着の接戦に持ち込んでいる。その時だけ走れば、チャンスは十分考えられる。コース替わりも強調材料。好位で流れに乗り脚を溜める、理想の型がつくれるからだ。差し切りが決まる。当面の相手は、唯一の3勝馬でハンデ頭のブラックスピネル。
☆福島12Rサ3歳上500万下・ダ1150メートル
◎11サビーナクレスタ
○1ワインシャワー
▲14ニシノイナズマ
△15リンガスウーノ、16スズカオーショウ
満を持して出走する、サビーナクレスタをイチ押し。全2勝をローカルで挙げている巧者。東京開催には目もくれず、ここを待っていただけに仕上げに抜かりはない。陣営を信頼したい。まして、500万条件は勝っているように実力の裏付けもある。期待したい。相手は、ワインシャワー。やはり、この条件を快勝しており好勝負に持ち込みそう。
☆函館11R「巴賞」・芝1800メートル
◎10レッドレイヴン
○6マテンロウボス
▲1ルグランフリソン
△4オツウ、9ツクバアズマオー
3年連続挑戦(5着、2着)の、レッドレイヴンで今度こそ。ここが大阪杯(7着)以来、約3か月ぶりの実戦だが昨年も休み明けで結果を出しており、心配無用。メンバーにも恵まれたし、ベストの1800メートル<4313>ならもう負けられない。相手は、地力を増しているマテンロウボス。休み明け3戦目で走り頃だ。
中京11R「CBC賞」(芝1200メートル)
◎5ベルカント
○11レッドファルクス
▲2エイシンブルズアイ
△3スノードラゴン、4メイショウライナー
夏女の、ベルカントが狙い目。初の海外遠征、アルクオズスプリントは12着惨敗に終わっているが、初めての環境に順応できなかったのと、体調もまだ復調途上だったことが敗因。これで見限るのは早計だ。むろん、状態はその時とは雲泥の差。全5勝を短距離で挙げているエキスパートで、新馬を除く4勝が重賞だから一層、評価できる。ハンデ55.5キロも許容範囲だし、勝利のお膳立ては整っている。相手は、究極の上り馬レッドファルクス。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。