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ハッシーの地方競馬セレクション(12/9)「第61回クイーン賞(JpnIII)」(船橋)

 今年も地方馬のワンツーを達成! 先週浦和競馬場で行われた「第36回浦和記念(JpnII)」。本命に推した北海道から活躍の場を広めてきた大泉洋のようなハッピースプリントは、ややスタートで遅れたもののすぐに盛り返し3番手の位置を取る。ビシッと折り合いがつき、しっかりと脚を溜める。向正面から徐々に前との差を詰め始め、3コーナーでは射程圏内に入れる。3、4コーナーでは相手を前年の覇者サミットストーンに絞り直線に向くと、残り100m付近で競り落としあとは引き離す一方で2着馬に2馬身差を付ける完勝。ここは力の違いを見せつけました。この状態なら暮れの大一番に出走しても好勝負を演じてくれることでしょう。

 さて、今週は「第61回クイーン賞(JpnIII)」が船橋競馬場でおこなわれます。指定交流重賞で、南関東、中央勢はもちろんのこと、笠松、金沢、高知、岩手と今年も各地を代表した女たちが意地をかけて火花を散らします!

 各地の女たちを統一するのはこの馬! 壇蜜のように遅咲きのトロワボヌールです。4歳にして素質が開花し、昨年の当レースで初重賞制覇。5月のさきたま杯では並みいる牡馬を相手に2着と好走。続くスパーキングレディーカップでは女王サンビスタを破る金星を挙げました。ここ2走はJpnII、JpnIということもあり勝ち切れませんが、しっかりと脚は使っておりJpnIIIの今回は負けられません。

 相手筆頭はパワースポット。もともとダートを主戦場とし4勝を挙げているダート巧者。先日のチャンピオンズCを制したサンビスタの故郷グランド牧場産で、父も同じスズカマンボ。7歳ですが、今年重賞で3回3着があり衰えは感じられません。脚質的に仕掛けどころが難しいですが、決め手は堅実なだけに崩れることは考えにくいです。

 一発なら復調気配をみせるノットオーソリティ。

 以下、フォローハートまで。

◎(1)トロワボヌール
○(14)パワースポット
▲(3)ノットオーソリティ
△(6)フォローハート

買い目
【馬単】5点
(1)→(3)(6)(14)
(14)→(1)
【3連複1頭軸流し】3点
(1)-(3)(6)(14)
【3連単フォーメーション】6点
(1)→(3)(6)(14)→(3)(6)(14)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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