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先週の新馬勝ち馬(東京)

 25日(日)の芝1800m戦は、単勝1.9倍の断然人気に支持されたラヴドシャンクシー(父ファルブラヴ、母シャンクシー=美浦・堀厩舎)が好位から抜け出して快勝した。勝ち時計は1分53秒8(良)。
 4着までがクビ+クビ+クビの大接戦を、最後は力でねじ伏せた。騎乗した武豊騎手は「追ってからの反応がすごく良かった。かなり行きたがる気性だって聞いていたけど、レースでは折り合いがしっかりついた」と着差以上の好内容に満面の笑み。次走は未定だが、「ストライドが大きくて身のこなしのいい馬。かなり素質が高そうです」と“天才”のジャッジも上々で、今後も目が離せない。
 「ケイコに乗った感じでは、使ってからと思っていた。まさか勝てるとは…」。24日(土)のダ1600m戦で田中勝騎手の予想に反して優勝したのが、ゴールデンハッチ(牡、父ブライアンズタイム、母タガノキャンディ=美浦・二ノ宮厩舎)だ。
 1馬身4分の1差突き放す完勝で、勝ちタイムは1分40秒4(良)だった。前半は無理せず、後方から。「直線で外に出したら反応良く伸びてくれた」と振り返る田中勝騎手。「実戦タイプだね。癖のない素直な馬で、これからまだ良くなる」と終始ご機嫌だった。芝は未知数で、今後の課題となる。
 同日の芝1600m戦は、外国産馬のダノンバッカス(牡、父Dubai Destination、母Lady Bankes=栗東・小崎厩舎)が、1番人気に違わぬ強さを見せて優勝した。勝ちタイムは1分39秒0(良)。

 スタートと同時にサッと好位に付け、最後も危なげなく抜け出し1馬身半差の完勝。センスが良く、豊かな将来性が感じられた。「素直で乗りやすく、根性もある」とペリエ騎手も合格点を与えた。
 一方、小崎師は「目立った時計は出ていなかったが、実戦で変わると思った」と期待通りの内容にご満悦。「まだ、馬っ気を出したり、他の馬にちょっかいを出したり、幼いけど力はある」とキッパリ。「距離は延びても大丈夫」と今後の活躍に胸を躍らせていた。
 23日(金)のダ1400m戦(牝馬限定)は、単勝13番人気のシュンカジョウ(父アフリート、母フブキジョウ=美浦・小西厩舎)が優勝。大番狂わせを演じた。勝ちタイムは1分28秒2(良)。
 先行馬群から抜け出し、1馬身4分3差突き放した内容は、フロックといわせない強さだった。「単勝100倍(1万2040円)ですか?でも、お母さんも新馬勝ちしているんですよ」とは田辺騎手。過小評価に首を傾げていた表情が印象的だった。
 「性格が素直で気持ちも前向き。4角で前が詰まったけど、また伸びてきた」と評価。芝の適性については、「タイプ的にはダート馬だと思う」と話していた。
 同日の芝1400m戦は評判馬のスワンキーポーチ(牝、父アグネスタキオン、母チャッターボックス=美浦・鈴木康厩舎)が期待に違わぬ強さを見せつけて優勝。ついに神秘のベールを脱いだ。勝ちタイムは1分24秒0(良)。
 坂を上がって先行集団から抜け出すと、一気に後続を置き去りにして4馬身差突き放すベストパフォーマンスだ。しかも、「初めてのレースだから物見をして、モタモタしていた」と話す横山典騎手。それでこの圧勝劇だから恐れいる。「動きが素軽く、パワフル。折り合いの心配がないから距離が延びても大丈夫」前途は洋々としている。

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