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10月16日(水)「第46回ハイセイコー記念(SII)」(大井)

 大泉洋に続いて関東進出大成功だニシノデンジャラス! 先週川崎競馬場でおこなわれた「第12回鎌倉記念(SIII)」。本命に推したニシノデンジャラスは、まずまずのスタートを切ると大外からスーッと上がっていき1番人気のウィーゴーをマークする位置取り。道中はウィーゴーにプレッシャーをかけ続ける競馬。大泉洋がよく演ずる役柄に似たいやらしさがあるレースっぷりですね(笑)。3コーナーでは早くも並びかけると併走してさらにプレッシャーをかけ、直線に入り追い出されると、全身を使ったダイナミックなフォームでアッという間に後続を引き離し2着に1秒1差をつける圧勝。馬体や今回のレースぶりを見る限り、距離が延びたらさらに良さそうで、来年のクラシック有力馬の1頭となるでしょう。

 さて、今週は「第46回ハイセイコー記念(SII)」が大井競馬場でおこなわれます。2週続けての2歳重賞となりますが、こちらはSIIクラスで上位2頭に全日本2歳優駿への優先出走権が与えられます。全日本2歳優駿へ向けて若駒たちの凌ぎを削る熱き戦いに注目です。

 本命は先週に続き道営から移籍してきた半沢直樹ことジュリエットレター。近2走勝ち切れていませんが、それもこれも道中や直線でロスがあってのもの。前々走では直線ニシノデンジャラスが右鞭に反応して外へヨレてしまい本馬が若干ブレーキをかけなくてはならなくなる不利があり、前走は道中ニシノデンジャラスの外にいたところ、ラチ沿いを走る馬から約8頭分外を回るロスがあり、勝ち馬より50m以上は余計に走る競馬となった為。ニシノデンジャラスとは後先しているだけに能力は確か。宿敵ニシノデンジャラスに倍返しするためにもここは負けられません!

 相手筆頭はモデールノ。前走のゴールドジュニアーでは、好位4番手の内目で折り合いが付き、直線では内ラチ沿いの狭いところを通り、ゴール直前では競り合っていたテイクユアチャンスからクビ差だけ出てゴールと大人びたレースぶりを見せました。こういった大人びた競馬ができ、血統からも距離延長は望むところ。完成度の高いレースぶりで好戦必死です。

 ▲は移籍2戦目のグライス。前走は好位から粘り強い走りで0秒4差の4着と移籍初戦としては好戦しました。今回は馬だけではなく、鞍上も2度目の騎乗と手の内に入れて来るでしょうから前走以上が期待出来ます。

 以下、逃げ、追い込みと自在性を見せ2戦2勝のビッグボーイ、展開に恵まれたものの末が目立ったドラゴンエアルまで。

◎(9)ジュリエットレター
○(11)モデールノ
▲(14)グライス
△(4)ビッグボーイ
△(7)ドラゴンエアル

買い目
[馬単]4点
(9)→(11)(14)(4)(7)
[3連単]9点
(9)→(11)(14)(7)→(11)(14)(7)(4)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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