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思わずマジかよ! と叫んでしまった話 エロキング・F山が付けたあだ名が「ワッキー」とは…

 <喜んでいいのか悲しいことなのか、逆手に取ってナンバー1へ>

 新宿のキャバクラ『M』の小早川香織さん(仮名・22歳)。柴咲コウから野性味を抜いてマイルドにしたような、正統派の美人だ。が、しかし、彼女のあだ名は“ワッキー”。

 美人顔なのにお笑いキャラという新機軸で人気者になっている。『M』には入店半年になる香織さんだが、それまでは福島出身の地方ホステス。18歳からキャバクラ勤めを始めたが、なんと在籍4年間、常に不動のナンバー1だったというから恐れ入る。「あの頃が私の黄金時代でしたね。だって私専用の送迎用ベンツもあったんですよ。それが今じゃあ、送りの車にみんなでギュウギュウですもんねえ」タバコをくゆらせつつ、遠い目をする香織さんである。
 そもそも超売れっ子だった彼女が、上京したのは、黒服だった彼氏との半ば駆け落ちがキッカケ。東京で知り合いと店を開くという、彼の行き当たりばったりな夢に付き合ってしまったのが運の尽きだった。五反田にクラブをオープンさせるという予定だったが、話ばかりで、結局軌道に乗らないまま頓挫。彼は稼業のスクラップ工場をつぐため実家に戻ってしまった。「男って本当ズルイですね。私なんてお店に不義理をしてるから、そうそう簡単に帰れませんよ」
 
 東京を第二の故郷と決め、心機一転、新宿でキャバクラ嬢となった香織さん。 路線としては、仲間由紀恵で行くつもりだったのだが…。“ある男”の出現で計画は多いに狂い出す。あの男とは、キャバクラ大好きな“エロキング”としても有名なF山。コンサートスタッフらと時折訪れるらしく、その日も10名ほどの団体での来店だった。「場内もらったときは、マジ!みたいな。ちょうどその日は、店服のドレスアップデーだったんですけど、たまたまその中でもすごく可愛いのが着れたから、目に止まったのかもって嬉しくて」
 香織さんが選んだ店服は、淡いピンクの花柄に、裾がマーメイドラインにカットされた、セクシーでいながら可愛さも兼ね備えたイブニング。店服は不特定多数が着るため、可愛いものデザインの良いものからなくなっていく。このドレスが残っていたのは奇跡に思えたという…。
 さてさて、定番の王様ゲームなどで盛り上がっていると、ふいにF山が“なんか臭くね?”と、クンクン鼻をひきつかせ始めた。
 
 「隣の子から順々に脇の臭いを嗅ぎ出したんです。なんかそういうの好きみたいで。グルっと回って私まで来ると、“あっ、お前か!”って。それこそマジで!?って叫んじゃった。“お前、腋臭体質でしょう?”とかヒドイ事を爽やかな笑顔で言うんですよね。でも、私が腋臭なわけないんです、絶対。だって、とっくの昔に、手術で治してましたから!」そんな事情もムキになって説明すればするほど、「再発したんじゃねえ?」 などと心ない言葉が飛び交う始末。「いいじゃん。また手術すればさ。とりあえず今日からはミドルネームはワッキーな」白い歯を輝かせ、素敵な息を吐くF山に、ヒドイ命名をされた香織さん。ここで不貞腐れるタマではない。そこは福島の4年連続ナンバー1嬢の意地を見せ笑顔で対応。
 「どうも〜、ワッキーでーす」
 お笑いコンビ・ペナルティのワッキーこと、脇田寧人の変顔の顔真似をかました。一瞬の沈黙のち大爆笑。その場は何とか乗り切ったとホッとした香織さん、そんな彼女の悲痛ながんばりを見て、腋臭の真犯人を知るキャバ嬢が真相を打ち明けてくれた。
 彼女の着ていた店服。これが腋臭の元凶だった。一度強烈な腋臭ギャルが袖を通した店服は、いくらクリーニングに出してもその臭いが取れないことが多い。そのため、事情を知る嬢たちは、その服を避ける。香織さんは、そのドレスの出自を知らないが故の不幸であった。 と、まあ今更事情を説明されても、進み出したワッキー路線は止まらない。その後王様に、ワッキーの顔真似をしながら、ワッキーダンスを踊ることを命令された香織さん、躊躇なくチャレンジしてみせ、場内バカ受け。 香織さんの進むべき道が決まった瞬間だった。 最近では、源氏名よりワッキーと呼ばれる事の方が多い香織さんである。

 <だからアナタは嫌われる 休日デートをおねだり客>
 キャバ嬢が100人いたとして、100人が100人遭遇しており、尚且つ「お前はバカか?」と思う客がいるという。それは1、2度会っただけで「休みの日に外で会おうよ」と誘う客だ。
 まあ1回くらい言うなら軽くイラッとするくらいだが、そういう手合いに限って無駄にネバーギブアップで異常にがんばる。中でもイライラにムカムカまで入って来るのは、指名もしていないくせに、休日デートを口にするというおこがましいお客さまだとか。それは場内指名でも同様。せめて本指名くらいはしなくちゃ、言う権利もないというのがキャバ嬢たちの見解だ。 指名してないのに、そんな具合にせっかちに誘うということは「ぶっちゃけ誰でもいいということだよね?」と聞き返したくなるそうです。
 アナタがフリーで口説くたびに、「コイツ全然わかっちゃいねえ」と、心の中で虫ケラ以下の扱いをされているかもしれない。

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