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マイルCS(GI、京都芝1600メートル、23日) アベコーの気になる本命は!?

 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 先週、日曜日の競馬が終わった後、慰安をかねて久しぶりに温泉に行ってきました。20代から70代までの総勢7人。できれば、季節的に紅葉のきれいなところがいい。温泉と食事のおいしいところがいい。早朝の富士山の赤富士が観たい。それぞれが勝手なことをいいあって、到着したところが富士吉田市の「鐘山苑」でした。
 個人的には桜を見物にきたことがある日本有数の有名旅館なのですが、紅葉のシーズンは初めて。ほとんど全面が広い日本庭園に囲まれて周りは赤や黄色の紅葉色なのです。これを眼下に観ながらの露天風呂。冠雪を頂いた富士山も絶景かな。最高のロケーションです。松茸ご飯に舌鼓を打ち、つかの間とはいえ至福のひと時を過ごしました。これを英気にして、今年の後半戦の競馬につなげたいと思います。
 さて「マイルCS」です。過去5年の連対馬の傾向を見ると、天皇賞・秋直行組、前走・重賞1番人気か1着、前走・GI連対馬。これで何と100%。それを踏まえて検討。そして、今回の最大のポイントはコンゴウリキシオーの参戦。

 調教ではだいぶ本来の動きを取り戻してきており、鋭い先行力を見せるはず。主導権を取りたいマイネルレーニア、早めに先頭に立ちたいローレルゲレイロに、ラーイズアトーニーも加わり、前半からかなり速い流れになりそうです。明らかに差し、追い込み馬に有利な流れと見ました。
 そこで、狙いは人気が下落したスズカフェニックスです。今年はまだ0勝。脚質的に展開に左右されることも事実ですが、たった1回走ったマイル戦の安田記念で5着。前残りの展開で2着アルマダとわずか0秒1差。年齢を重ねた今、ベストはマイル戦以上…と考えると短距離戦での寸足らずの成績も納得です。
 昨年のマイルCSでも3着。ダイワメジャー、スーパーホーネットを相手にクビ+1/2馬身差。天皇賞3着の人気カンパニーには先着を果たしています。さらに、休養明けを除くと、マイル戦以上の京都芝は過去3戦2勝、3着1回。抜群の適応力です。8勝中6勝を稼ぎ出している武豊騎手との名コンビが復活した今回は劇的な直線一気に期待です。

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