今月1日に『news zero』としてリニューアルし、メインMCも村尾信尚氏から有働由美子アナウンサーにバトンタッチした本番組。そんな中、2日の放送でリニューアル後はじめてのゲストとして登場したのが落合氏だったのだが、落合氏は番組に黒いラフな服に加え、足元は下駄という格好で登場。「普段テレビを見ないんですけど、頑張ってみんなが見てもらえるようにしようと頑張ります」と話していた。
この日の『news zero』では、静岡県の停電、第4次安倍改造内閣、ノーベル賞などのニュースが報じられたのだが、落合氏は停電について「災害とテクノロジー」に絡め、「災害は避けられないですから、こういう時にガバナンスをきかせていくかが大切」としたり、政治についても「そこを単に言葉尻を追っかけて、揚げ足を取るっていうのはメディアがやって一番良くない」「みんな本気で政策考えてるんだから、ふざけて決めてるわけじゃないんですよ。意思決定をなぞる事が大切だと思います」と淡々と解説したりなどしていた。
しかし、落合氏は始終猫背で、喋り方も決して聞き取りやすいとは言えないもの。放送後ネットから「服がだらしなさすぎる。報道番組に向いていない」「姿勢も話し方も悪くて不快だった」「バラエティでもないのにこういう話し方はどうなんだろう」といった批判が噴出。「見た目がニュース番組に向いていない」という声が寄せられる事態になっている。
とはいえ、テレビ出演こそ少ないものの、『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)などにも出演し、一定の評価を挙げてきた落合氏。批判に対し、「言ってることは非常に理に適ってる」「純粋にいいことを言ってるのになんで評価されないの?」「報道の本質を考えれば、どんな格好や態度であろうと本来は構わないはず」という擁護の声も見られた。
また、ブロガーのはあちゅう氏もツイッターで「ネガティブなコメントが全部服装と態度についてで、落合さんの意見に対しての賛否とかでは全然なくて、『ただの風紀委員か!』って笑った」とツイート。さらに、落合氏自身もツイッターで「『テレビ向き/不向き』というクソ緩んだアタマ向きの概念をぶっ壊す」とツイートしている。
批判の一方、落合氏のレギュラー就任を求める声も多く聞かれている。“メディアアーティスト”がテレビを革新することはできるだろうか――。
記事内の引用について
落合陽一公式ツイッターより https://twitter.com/ochyai?lang=ja
はあちゅう公式ツイッターより https://twitter.com/ha_chu