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浦和SI桜花賞 ネフェルメモリー牝馬1冠

 牝馬の域を超越する大器が、その片りんを見せつけた。南関牝馬クラシックの第1弾「第55回桜花賞」は20日、浦和競馬場で行われ、戸崎圭騎手が騎乗したネフェルメモリー(牝3歳、船橋・川島正厩舎)が1番人気に応えて優勝した。

 好スタートから主導権を奪うと、ラストの直線でも手応えは十分。一度は並びかけられたモエレエターナルを最後は6馬身突き放す圧逃劇だった。

 「他の馬に競られても相手の方がつぶれると思ったので、どんどんきてくれって感じだった」と戸崎圭騎手は余裕の表情。川島正調教師も「ここは勝って当然」と胸を張った。
 「次走は『羽田盃』(SI、大井1800メートル、4月22日)を予定」と陣営は牡馬クラシックへの参戦を表明した。

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