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橋本千春の勝馬ピックアップ!(12/10)ラピスラズリS、他

5回中山競馬3日目(12月10日・土曜日)予想・橋本 千春

☆中山11R「ラピスラズリS」(芝1200メートル)
◎7アクティブミノル
○5ナックビーナス
▲15メラグラーナ
△2ラズールリッキー、11セカンドテーブル
 東西のトレセンに一足早くサクラが咲いた。**8日、JRAは平成29年度のJRA調教師試験合格者(武幸四郎騎手、田中博康騎手ほか)7人を発表した。閑話休題、アクティブミノルで勝負する。1200メートルは函館2歳S、セントウルSの2重賞を制しているエキスパート。休み明け2戦目で上積みは大きいし、久々にチャンス到来。その前走、オータムリーフSは5着に敗退しているが悲観することはない。ダートは初めてだったし、体も16キロ増と重め残りの状態だったからだ。調教替わりという見方もできる。そんな状況で0秒8差に踏みとどまった内容を評価したい。今度は本領発揮が期待できる。相手は、3歳馬のナックビーナス。オーロCを快勝、勢いに乗っての参戦で好勝負必至。

☆中山10R「アクアラインS」(ダ1200メートル)
◎11ペイシャモンシェリ
○5ノーモアゲーム
▲9ルミナスパレード
△2ガンジー、7ゴーインググレート
 休み明け2戦目で走り頃の、ペイシャモンシェリが狙い目。その前走、西陣Sは8着に終わっているが0秒4差なら巻き返しは十分可能だろう。もともと、昨年の3回中山開催でここと同条件の春風Sを快勝しているように、確固たる実力の裏付けもある。持ちタイム1分9秒7はメンバー最速。ここまで3人の騎手とコンビを組み4勝を挙げていることから、乗り替わりも全く心配無用。春風Sの再現だ。相手は、上り馬のノーモアゲーム。

☆中京11R「浜名湖特別」(ダ1800メートル)
◎2ベーリングメファ
○5オールマンリバー
▲3キングカヌヌ
△9チャオ、14スルターナ
 好走条件の整った、ベーリングメファに期待。前走5着は休み明けの上に、出遅れる不利が重なり正味競馬をしたのは直線だけ。それで、0秒3差と迫った内容はここに大きく望みをつなぐもの。休む前は、ドリームキラリ(4歳オープン)、トミケンシャルゴー(4歳準オープン)と0秒3差2着、クビ差2着の接戦を演じている実力の持ち主。休み明けを1度使われた効果は大きいし、ハンデ53キロならチャンスは十分ある。強敵は、クラスの安定勢力でハンデ頭(57キロ)のオールマンリバー。

☆阪神11R「チャレンジカップ」(芝1800メートル)
◎8タッチングスピーチ
○14ブラックスピネル
▲16ディサイファ
△1フルーキー、15マイネルハニー
 牝馬ではトップクラスの実力馬、タッチングスピーチをイチ押し。真骨頂は昨年のエリザベス女王杯。一流馬のマリアライト、ヌーヴォレコルト相手にクビ・ハナ差3着の接戦を演じている実力を疑う余地はない。今年の女王杯は8着と不発に終わっているが、休み明けが響いたもの。牝馬だが使われて良くなるタイプなのだ。いずれにしても、0秒8差なら巻き返しは十分可能。ハンデ55キロも許容範囲だし、G1レベルの実力を見せつける。相手は、着実に地力強化の跡を示す3歳馬のブラックスピネル。ルメール騎手に乗り替わり好勝負必至。

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

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