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AKB48総選挙の投票券、握手券欲しさにCD約500枚をだまし取った大学生らを書類送検

 京都府警生活経済課は1月30日、人気アイドルグループ・AKB48の「第5回選抜総選挙」(昨年6月8日=東京・日産スタジアム)の投票券や、メンバーとの握手券欲しさに、他人のクレジットカード情報を使って大量に詐取し、CDを不法投棄したなどとして、電子計算機使用詐欺、有印私文書偽造・同行使、廃棄物処理法違反の容疑で、近畿の男子私立大学生4人(いずれも20歳)を書類送検した。

 すでに、4人と仲間の関西大2年生(男子)とアルバイトの男(いずれも20歳)を、CDを大量投棄したなどとして、廃棄物処理法違反容疑などで書類送検している。

 今回送検されたのは、大阪産業大2年生、同志社大2年生、京都学園大2年生、関西大2年生で、この6人はAKBのイベントで知り合った仲だった。

 6人ともに容疑を認めており、「握手券が大量にあれば、好きなメンバーといっぱい握手できる」「ファンとして活動する資金が欲しかった」などと話しているという。

 送検容疑は、同年4〜5月、アルバイト先などで盗み見た3人分の他人のクレジットカード情報を使い、インターネット通販でAKB48のCD約490枚(約49万円相当)を不正に購入。配送先を同府京田辺市の郵便局留めにして、パソコンで偽造した3人分の健康保険証を、受取時の身分証として使ったなどとされる。

 捜査関係者によると、大学生らはCDから投票券、握手券、メンバーの写真を抜き取って、詐取したものを含む約680枚入った段ボールを、同年5月に京都府南部の駐車場に不法投棄した。段ボール箱に残された配送伝票から、大学生らが受け取りに使っていた郵便局を特定し、捜査していた。

 府警では、大学生らが握手券以外の投票券や写真を、インターネットのオークションで売って、利益を得ていたと見ている。

 ちなみに、同総選挙はHKT48の指原莉乃が15万570票を得て第1位となり、32ndシングルのセンターの座を勝ち取っている。
(蔵元英二)

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