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北九州記念(GIII、小倉芝1200メートル、16日) 大当たり記者・赤羽はシャウトラインで攻める

 小倉のスプリント戦を制するには、無理なく好位につけられるスピードと、直線でもうひと伸びできる末脚の持久力が不可欠。その両方を兼ね備えたシャウトラインに白羽の矢を立てた。

 アイビスSDは9着に終わったが、外枠の馬が上位を独占した競馬で、枠順の有利不利が大きかった。出遅れも響いただけに、度外視して大丈夫だ。能力のほどは昇級戦のバーデンバーデンCを早め先頭で押し切った内容が示す通り。得意の小回り平坦の6Fなら、GIIIを勝つだけの力は十分持っている。

 デキの良さも強調材料。今週の追い切りでは栗東Bコースで5F64秒3→49秒8→36秒7→11秒5の好タイムを馬なりでマークした。馬体、毛ヅヤの良さともに目立っており、今季一番といっていい状態に仕上がっている。
 鞍上は落馬負傷が癒え、今週から復帰する若手のホープ・浜中騎手。コンビで挙げた3勝はすべて小倉と、手の内に入れているのも心強い。

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