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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/8) 弥生賞

 中山11R 弥生賞

◎シャイニングレイ

 少頭数ではあるが、7頭もの重賞勝ち馬がおり賞金的にここ出走の多くは皐月賞に駒を進めるはず。一息入った馬も少なくないが、どの馬も上々の仕上げ。楽しみなトライアルとなった。

 スケールの大きさでは、東スポ杯の勝ち馬サトノクラウンとホープフルSの勝ち馬シャイニングレイの2頭が頭一つ抜けている印象。ともに新馬→重賞V、2戦2勝の内容が素晴らしい。甲乙つけがたく比較が難しいので、今回と同じ中山2000を経験しているシャイニングレイを上位にとる。経験の少ないこの時期、コース経験の強みは大きいはずだ。

 かかることもなく、安定した先行力はいかにも小回り向きであるし、2カ月半ぶりとはいえ、この中間には坂路で自己ベストをマークするなど仕上がりもいい。3連勝で本番を迎える態勢は整った。

 穴馬はトーセンバジル。6月のデビューから無理のないローテで4戦2勝。近走不振のティルナノーグに2度クビ差で敗れているのは気になるが、2歳時よりも気迫を表に出しており心身の成長は窺える。また、シャイニング同様、コース経験という観点からも浮上。暮れの中山開幕週だったとはいえ、葉牡丹賞の走破時計は優秀。ホープフルSよりも1秒以上速かった。輸送も経験しており、穴ならこの馬だ。

馬連 流し
(3)-(1)(4)(8)

3連複 軸1頭流し
(3)-(1)(2)(4)(5)(8)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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