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ハッシーの地方競馬セレクション(5/21)「第6回川崎マイラーズ(SIII)」(川崎)

 ど、どデカイ一発!! 先週大井競馬場でおこなわれた「第59回大井記念(SII)」。本命に推した動ける巨漢・埼玉西武ライオンズの中村剛也選手ことサミットストーンは、威圧感たっぷりにバッターボックス(ゲート)に入ると、まずまずのスタートを切り好位2番手の位置取り。道中は2番手から好球(好機)をじっくりと待ち、3コーナーからペースが上がると待ってましたと言わんばかりにテークバック(軽く仕掛ける)。4コーナーを回りフルスイング(追い出す)すると、抜群の手応えでグングン伸びる。残り100mを過ぎても勢いは衰えず、外野(後続)が諦めるほどの場外ホームランをかっ飛ばしました。いや〜圧倒的な強さでしたね。これなら交流戦(交流重賞)でも 良い成績を残せるのではないでしょうか。本番が今から楽しみですね!

 さて、今週は「第6回川崎マイラーズ(SIII)」が川崎競馬場でおこなわれます。まだ6回目と歴史の浅いレースですが、春の川崎を彩るマイラーたちの一戦。今年も川崎の夜を舞台に激しい火花が散り乱れます。

 春の川崎マイル王に輝くのはこの馬! 再ブレイクした坂上忍ことスマートジョーカーです。坂上忍は幼少期に天才子役と言われブレイクしましたが、その後子役のイメージを払拭出来ずメディアに登場する機会が激減しました。それでも子どもたちへの演技指導の厳しさがクローズアップされると再ブレイクし、今年は冠番組まで持つようになりました。スマートジョーカーも2012年に本格化し、8連勝で重賞初制覇を達成しましたが、その後4戦連続で複勝圏外と精彩を欠きました。一時は全盛期を過ぎてしまったかと思いましたが、前々走はダービー馬インサイドザパークや重賞2勝馬ガンマーバースト、トラバージョなど錚々たるメンバーが揃った一戦で、2着馬に0秒4差を付 ける完勝と復活の狼煙を上げました。前走も好メンバーが揃った一戦で、今回再戦するソルテとの接戦をアタマ差制し、完全復活を遂げました。相手より1kg重い58kgの斤量を背負ってのもので、今回は同斤量。ましてや舞台は3戦負けなしの川崎競馬場とくれば今回も負けられません。

 相手はリベンジを誓うソルテ。前走は残り200mから追い出すほどの余裕があり、完全に勝ちパターンの競馬でしたが、勝ったスマートジョーカーの決め手に屈し、僅かアタマ差交わされ2着。斤量を1kgもらっていただけに今回の逆転は厳しそうですが、前走は力負けではなく、あくまでも決め手に屈しただけ。仕掛けどころ次第では逆転の目もありと見ます。

 ▲はロンドンアイ。マイルは12戦して8勝2着2回、3着1回と複勝圏内率83.3%と抜群の成績。さらに川崎は16戦して4着以下は僅かに1回と、川崎のスペシャリストといっても過言ではありません。相性の良い舞台で一発を狙います。

 以下、移籍3戦目の今回が狙い目のサトノタイガーまで。

◎(10)スマートジョーカー
○(8)ソルテ
▲(2)ロンドンアイ
△(11)サトノタイガー

買い目
【馬単】3点
(10)→(8)(2)
(8)→(10)
【3連単】2点
(10)→(8)→(2)(11)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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