(1)キクノレジェ
叩き2戦目の中京の前走をダ1400メートル1分25秒3の好時計で嬉しい初V。休養を挟み、馬体がしっかりしてきたこともあるが、それ以上に左回りの方がレース運びがスムーズな印象を受けた。戸崎圭に鞍上がかわるのは心強いし、500万に上がっても即通用していい脚力は十分に持っている。
《複勝》(1)に3000円
【ヒヤシンスS】
(11)スマートシャレード
デビュー以来、(1)(2)(1)着と順調にオープンに昇格。ソエを気にしているなか、だましだましの調整でここまで来れるのは、素質の賜物といっていい。鞍上の意のままに動ける素直な気性に加えて、馬群に入っても動じない強心臓は大きな魅力。そのセンスの高さから、1F短縮、コースがわりも無難に対応できるだろう。
《単勝》(11)に全額
【フェブラリーS】
(5)ベストウォーリア
昨年の銅メダリストでダートのマイル戦はメンバー最多の5勝を誇る。使い込むよりも、使い出しの方が結果を残すタイプであり、陣営も愛馬の性質を見極めた上でのぶっつけローテを選択。もちろん、仕上げに抜かりはない。重馬場も<2011>の良績があり、時計勝負も望むところだ。
(7)ノンコノユメ
言わずと知れた強烈な決め手の持ち主で、緩急問わずに確実に終い脚を伸ばしてくる。東京ダ1600メートルは、昨秋の武蔵野Sで1分34秒7の好時計勝ち。前日の降雨で脚抜きが良くなるのも当馬にとっては不安材料にならない。ケイコは地味ながらも、そこは能ある鷹は何とやら…。馬体そのものは太め感なくできており、能力全開間違いなしだ。
(8)コーリンベリー
大穴候補としてピックアップしたいのが当馬。スプリント色の濃いタイプだが、昨年10着時と違うのは、チャンピオンC(1800メートル)を使っての参戦ということ。スピードはここでも遜色ないものを持っているだけに、馬に“我慢”を強いたことで、今年は一味違った走りを見せる可能性がある。
(14)モーニン
今年のダート戦線の勢力図を一気に塗り替える可能性を秘めた上がり馬。前哨戦の根岸Sも2着馬に半馬身差ながら、手応えにはまだまだ余裕のある完勝だった。中間は相変わらずパワフルな動きを披露しており、目標の一戦にそつなく仕上がった印象。ベストは1400メートルも目下の充実ぶりを持ってすれば、GIのマイル戦も我慢できる。
≪ワイド≫(5)(7)(8)(14)のBOXに全額
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
【プロフィール】
元スポーツ紙記者、中央競馬担当。記者時代は北海道シリーズを得意とし、函館記念4年連続万馬券的中の偉業も。現在も厩舎関係者と親交があり、フリーとして執筆活動を行っている。