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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(8/22新潟・8/23新潟)

 今週デビューの注目馬は、8月22日(土)新潟第5R芝2000m戦に出走予定のケルフロイデ。馬名の由来は「歓喜の源。歓喜の源になるような活躍を期待して」。牡、鹿毛、2013年2月22日生。美浦・加藤征弘厩舎。父キングカメハメハ、母ケルアモーレ、母父Monsun。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。半姉は芝1200m戦で勝ち上がったケルシャンス(父Dubawi)がいる。本馬は現時点では申し分ない筋肉量を誇り、バランスの良い好馬体をしている。走らせると四肢が伸びたダイナミックなフォームで、長く良い脚を使うタイプだろう。距離は中距離が合うだろう。なお、鞍上にはミルコ・デムーロ騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、8月23日(日)新潟第5R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のレッドディヴェル。馬名の由来は「冠名+楽しむ(divertire)より。楽しい週末になるように」。牝、鹿毛、2013年2月2日生。栗東・松永幹夫厩舎。父ハービンジャー、母レッドディザイア、母父マンハッタンカフェ。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。母は09年秋華賞(GI)を勝ち、10年にはドバイでおこなわれたアルマクトゥームチャレンジ・ラウンド3を勝利した名牝・レッドディザイア。本馬はその初仔となる。シルエットは母よりも父に似たタイプで、その走りはストライドを伸ばすタイプではなくピッチ走法。それでも動きには柔らかみがあり、雰囲気はさすが名牝の仔といったところ。父がハービンジャーということもあり完成は遅めだろうが、潜在能力の高さで早くからの活躍が期待できる。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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