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中国内でイトーヨーカ堂のガラスが割られる

 中国で数千人規模のデモが起き、中国へ進出しているイトーヨーカ堂の店舗の窓ガラスが割られたと一部の報道で伝えられている。「打倒日本」というボードを掲げる者もいたそうだ。
 ネット上では、デモではなく暴動では? との声が噴出し、多数の書き込みがされている。日本政府が強く出られないのは、中国へ進出している企業側から泣きつかれているという見方があり、政治の問題と経済リスクが密接になっていることを示した形だ。中国へ生産委託をおこなっている企業は気が気でないだろう。

 今回の出来事について、ネットでの声を紹介しよう。

 「器物損壊の現行犯ではないのか? それじゃ日本の中国人経営者の店に同じことしたら逮捕されないのか? 弁償だろう普通」
 「中国成都の反日デモですが、『沖縄を取り返せ、解放』と書いてますね」
 「以前中国で反日デモが多発した時、ラジオで『今日も反日デモが行われる予定です』というのを聞いて、昼まで仕事をして半日だけ集会やデモをすることになってる(給料は普通に出る)のだと、本当に思い込んでた。流石は労働者の国だと、感心していたものである」
 「成都で尖閣問題で反日デモらしいが、ついこの間の四川大地震の時救助隊を送って、人道支援をした都市なのに!!」
 「TVのニュース、中国で反日デモが起きてイトーヨーカドーのガラス割られたけれど大きな混乱はなかった。…ガラス割られているのに混乱がなかったって…なんか変だ」
 「中国で大規模な反日デモが発生しているらしい。日本人よ、感情的に為れば向こうと同じレベルだ! 冷静に、淡々と事実を世界に伝えていけばいい。勿論、ビデオの公開も含む!」

 一部の声だけだが、怒りの声が多かったようだ。国民の不安を早く解消するためにも、国会内で与党と野党が足を引っ張り合っている暇はないのである。

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