search
とじる
トップ > レジャー > 古賀正俊の当たり馬券直行便 「レースの流れを読む」

古賀正俊の当たり馬券直行便 「レースの流れを読む」

 西日本では連日、水銀柱がウナギ上りで、暑い日が続いていると聞きます。関東でも来週には梅雨明け宣言が出る見込みで、いよいよ夏本番ですね。この時季に注意が必要な夏負けについては以前に触れましたから省略しますが、人間と同じで馬も体調を崩しやすい季節なので、追い切り情報やパドックなどで各馬の状態をチェックすることが肝心です。
 さて、今回はレースの流れについて書いてみたいと思います。基本は逃げ、先行馬がそろっていると、そのレースはハイペース。逆に差し、追い込み馬が多いとスローということです。
 逃げ、先行馬は馬の性格、気性の問題に加えて、スタートと同時にトップの状態に入ることができる馬です。こういうタイプが出遅れたり、抑えてローから進めようとしても、折り合いを欠くことが多く、大敗の原因になります。差し、追い込み馬はロー、セカンド、サード、トップと徐々にスピードがアップしていくタイプです。こちらはスローペースだと、持ち味を十分に発揮できません。
 基本はそうですが、ただ、「レースは生き物」といわれるように、そう単純ではありません。逃げ、先行馬が内枠か、または外枠にそろっている時は確かにハイペースになりやすいのですが、逃げ、先行馬が多くいるのに内、中、外の枠にばらけていると、スタート後、騎手が各馬の出方を互いに見合い、単騎逃げになってしまってそのままというケースがあります。また、新潟コースの場合は騎手の頭の中に直線が長いという気持ちが働き、短距離、長距離ともハイペースになりにくい傾向があります。
 これらを踏まえてレースごとに出走馬の脚質をよく見て、流れを読み、馬券を的中させるのが、競馬の醍醐味です。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ