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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(10/13東京・10/14京都)

 先週ピックアップした2頭。東京デビューの注目馬・ペリドットムーンは、スタートで行き脚がつかず最後方からの競馬。ペースはスローで進み、3コーナー辺りから徐々に進出を開始し、手応え良く直線に入ると内へ内へと入りながら加速し、メンバー中2位の上がり3ハロン33秒7の脚を使い5着。リングハミを使っていたことからもわかるように、口向きに難があるのか、レース中に内を向くことが多かった。このあたりを改善していければ勝ち上がりは間違いないだろう。京都デビューの注目馬・サトノユニコーンは、好スタートから折り合いをつけ、道中4、5番手を追走。直線に入り仕掛けられ脚を伸ばすも、スローペースで前が楽だったこともあり捕まえることができず3着。上がり3ハロンはメンバー中最速タイの34秒5ではあるが、馬体のつくりからもっと弾けるはず。一度使われた次走の走りに注目したい。

 今週の東京デビューの注目馬は、10月13日(土)第4R芝2000m戦に出走予定のサクセスカサノヴァ。馬名の由来は「冠名+人名」。牡、鹿毛、2010年3月30日生。美浦・牧光二厩舎。父ディープインパクト、母パーフェクトワールド、母父Gone West。生産は浦河町・吉田ファーム、馬主は高嶋哲氏。本馬は育成場の坂東牧場がクラシックを意識する期待馬。脚長のすらっとしたキレのありそうな馬体をしており、柔らかい動きをしているが、まだ幼いパーツが多い。完成してくれば楽しみな1頭。なお、鞍上には蛯名正義騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、10月14日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のブロードソード。馬名の由来は「両刃の片手剣」。牡、黒鹿毛、2010年1月22日生。栗東・松田国英厩舎。父ダイワメジャー、母ブロードアピール、母父Broad Brush。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。クラブ法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。母は00年シルクロードS(GIII)や同年驚異の末脚で度肝を抜いた根岸S(GIII)など、芝・ダート問わず重賞6勝を挙げた女傑。半姉には3勝を挙げ、08年フローラS(GII)にも出走したことがあるカイゼリンがいる血統。父ダイワメジャーに似ており、筋骨隆々馬体をしている。キレというより息の長い末脚を武器としそう。2歳、3歳戦は芝でもと思われるが、のちのちはダートで走ってきそうだ。距離は2000mくらいまでは守備範囲。なお、鞍上にはニコラ・ピンナ騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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