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橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/21) フィリーズレビュー、他3鞍

 中央競馬が全場中止になったのは、阪神淡路大震災、昭和天皇ご逝去の時など数えるほどしかない。しかし、今回は開催中の阪神、小倉競馬の馬券を関東のファンはIPAT(パソコン)方式以外購入できない。
 予想だけで馬券が買えない。関東のファンはまさに、隔靴掻痒、地団駄を踏む思いだ。その一方、不自由を常と思えば不足なし、という思いに至る。
 非常事態宣言の出ている今、不平不満を言っている場合ではない。

 阪神11R「フィリーズレビュー」(芝1400メートル)
 ここまでメンバー最多の3勝を挙げている、フォーエバーマークに期待。
 しかも、3勝目のクロッカスS(芝1400メートル)は並みいる牡馬を手玉に取り、0秒3差突き放す圧勝劇だから凄い。完成度の高さでも一歩リードだ。
 前々走の阪神JFは大物レーヴディソールの前に8着と後塵を拝しているが、初めての環境に戸惑いテンションが高くなったことも確か。
 むしろ、折り合いを欠きながら、0秒7差に踏み止まった内容は評価できる。先週開催中止になり、そのまま栗東に滞在して調整。状態に狂いはない。
 阪神も2度目なら、能力全開は間違いない。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
◎9フォーエバーマーク
○11フレンチカクタス
▲12ドナウブルー
△5ツルマルワンピース
△6エーシンハーバー

 阪神10R「ポラリスステークス」(ダ1400メートル)
 調子、距離、コースと三拍子が揃った、ケイアイガーベラにチャンス到来。
 ダ1400メートルは合計7勝を挙げているエキスパート。うち、阪神で昨年のポラリスS、プロキオンSなど4勝と実力も確か。ハンデ56.5キロも許容範囲で能力に影響することは考えられない。
 勝利の方程式に当てはまるここは、大いに期待したい。
◎5ケイアイガーベラ
○6ワールドワイド
▲8オーロマイスター
△13マルカベンチャー
△15セントラルコースト

 阪神9R「うずしおステークス」(芝1400メートル)
 牝馬同士なら、すでにこの条件を勝っているラドラーダの実力が一枚上。
 気性的に久々は苦にしないタイプだし、鉄砲実績もある。いきなりから実力の違いを見せつけそう。
◎16ラドラーダ
○1ホーカーハリケーン
▲14リーチコンセンサス
△2クロワラモー
△10スプリングサンダー

 阪神8R「阪神スプリングJ」(芝3900メートル)
 障害デビュー戦でベストパフォーマンスを披露。センスの高さを見せつけた、レンディルでもう一丁。
 平地準オープンの実績から、スピードはメンバー屈指。直線芝に替わり、チャンスは大きく広がった。
◎3レンディル
○6テイエムハリアー
▲2マッハジュウクン
△12タマモグレアー
△ダノンバッカス

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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