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川崎競馬 本社盃 注目馬は道営出身のヒデサンジュニア

 今週の川崎競馬のメーンは、勝利馬のみが手にできる羽田盃の優先出走権をかけ、若駒たちが激突する「内外タイムス盃・第10回クラウンC」(SIII 1600m 11日)。注目は先日、トップサバトンで京浜盃を制し、クラシック制覇へ俄然、勢いに乗る船橋・柿本男厩舎の“第2の刺客”ヒデサンジュニアだ。サバトン同様、道営から移籍してきた同馬の近況を最終追い切りの様子とともに徹底レポートする。
 トップサバトンに続け!柿本正男厩舎の2枚看板の一頭ヒデサンジュニアが7日、本社盃に向け最終追い切りを行った。
 石崎隆騎手を背に、4Fからサンキューウィンと併せ、49秒8→37秒8→12秒5をマーク。「直線は右にササって追えなかった」(石崎隆騎手)が、昨年の覇者であり、羽田盃も逃げ切った先輩を相手に食い下がった動きは上々だった。
 「中間、ひと頓挫があって1週間ほど休ませた分、正直1本足りない気がするが、能力は高い馬だからね」と柿本男師。
 ホッカイドウ競馬時は、地元重賞「サンライズC」で、トップサバトンやアンパサンドらを3馬身突き放しての逃げ切りVを収めている。その2頭がダートグレードや京浜盃で上位争いを演じているのを物差しにすると、ヒデサンの実力が世代トップクラスであることに疑いはない。
 しかも、北海道ではソエに悩まされたり、カイ食いが細かったりと、調子の変動が激しく、まともな状態でレースに挑んだことはない。ダートでの唯一の敗戦である北海道2歳優駿(GIII)も、「前半からまったくハミを取ってくれなかった」(川島雅騎手)と敗因ははっきりしている。
 完調とまではいかなくても、道営時と比較すれば少なからず上積みが見込めることは確か。陣営も愛馬の力を信じて挑む。

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