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武蔵野S追い切り 叩き2戦目でサクセスブロッケン一変

 今週の東京競馬はダブル重賞。土曜日はJCダート(12月6日)を占う「第14回武蔵野S」(GIII、ダ1600メートル)が行われる。注目はフェブラリーSを快勝したサクセスブロッケン。けさ(4日)の最終追い切りでは力強い動きを披露し、休み明けの南部杯(2着)を叩かれ上昇一途をアピールしている。中央ダートGI完全制覇へ向けて、GIIIのここでは負けられない。

 秋2戦目として3日のJBCクラシックを予定していたサクセスブロッケンだが、賞金面で選出されず、すぐさまこの武蔵野Sへと方向転換した。
 東京のダ1600メートルは今年2月のフェブラリーSでGI制覇を達成している舞台だけに、「JBCに出走できなかったのは残念。でも、今回はこの馬にとってベストの舞台だから」と藤原助手も自信を見せる。
 休養明けの南部杯(2着)を叩いてきっちり状態面も上向いてきた。10月29日の坂路追いでは計時不能ながら、ラストはこの馬らしい力強さでゴール板を駆け抜けた。

 「前走の南部杯は休養明けでまだ体ができていなかった。前を捕らえ切れなかったのもそのため。今度は状態も2割増し、万全だよ」
 次走は12月6日に行われるJCダートを予定している。フェブラリーSに続いて、春秋のダートGI制覇の偉業がかかるだけに、前哨戦のここで負けてはいられない。陣営も確勝を期して挑む。
 「59キロを背負うのは正直、厳しいけど、GIIIのメンバーなら。次に向けてもここは結果を出したい」
 充実の4歳馬が秋の王者に向けて前進だ。

 【最終追いVTR】船曳騎手がまたがり、坂路で併せ馬を行い、800メートル51秒6→38秒1→12秒5。1度叩かれて行きっぷりが変わってきた。鞍上の手綱をグイグイ引っ張っていく手応えの良さで、仕掛けられてからの反応も抜群。確実に迫力が増してきた。

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