警察によると男は13日午前、名古屋市中川区の病院訪れると受付に向かい、突然持ち込んだ消火器を噴射し、業務を妨害した。事件当時、受付には患者や職員がいたが、怪我などはなかったとのこと。消火器を噴射した後、その場から立ち去ろうとした男を警備員が取り押さえ、威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。
なんとも凶暴性の高い事件の動機はなんだったのか。警察によると男は「嫌がらせをしようと思った」と話し、「領収書の宛名を間違えられたが対応できないと言われてバカにされていると思った」と供述しているとのことだ。
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この事件に、ネット上では「医療スタッフを守るためにも、医療現場でのカスタマーハラスメントを減らす意味でもしっかりと刑罰を受けさせてほしい」「自分が気に入らないことがあると『バカにしているのか』と激怒する高齢者はかなり多い印象がある。社会問題だと思う」「怒りは理解できる部分もあるけれど、だからと言って消火器をぶちまけるのは異常だよね」「自分の怒りをぶちまけるのに他人を巻き込まないでほしい」と怒りの声が上がる。
一方で、「男の行動は言語道断だけど、領収書の宛名は信用にかかわる。病院側が本当に直せないと言ったのなら、それも問題では」「病院側の主張も聞いてみる必要はあるが、領収書の宛名はしっかりやらないと医療費申告に使えない。男の主張が本当なら、病院側もいい加減な対応をしていると言わざるを得ない」という意見も出ていた。