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「汚す」ことに執着? 自転車のサドルや自動車、人に尿をかける異常な事件

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 人間には誰しも性癖というものがあると言われる。基本的にそれを持つことは自由だが、歪んだ性癖を犯罪にぶつける人物も、存在する。

 特に他人や物を汚すことで性癖を満たそうとする人間は、非常に迷惑。さまざまな手口で、犯罪を引き起こしている。

 1月3日には、静岡県藤枝市で同僚だった46歳女性が所有する自動車に自身の精液を複数回塗りつけて汚したとして、51歳の男が逮捕されている。この男は被害女性に好意を寄せており、自動車を精液で汚すという行動に出た。

 ​>>43歳高校非常勤講師男、女性の自転車サドルに体液をかけ逮捕「興味本位でかけた」と供述<<​​​

 また、昨年12月20日には、愛知県内を走っていたJR東海道本線岡崎~蒲郡間で、31歳会社員の男がプラスチックに入れた自身の尿を座席と女性の背中の間にストローを差し込み、背もたれから衣服にかけるという事件も発生した。このケースのように、自身の尿をかける犯罪はこの他にも多々発生している。

 そして、「汚す」性癖の極めつけとも言うべき事件が、2月13日に逮捕された28歳会社員の男のケース。昨年12月14日から15日にかけ、福島県相馬市内の駅駐輪場に停められていた自転車のサドルに排便をした。その後の調べで、男が好みの女性が乗っていた自転車を狙い、犯行に及んでいたことが発覚した。

 いずれのケースも「人や物を汚し、その反応を楽しむ」という極めて悪質な性癖が事件の要因となっていると見られる。被害者にとっては気持ちが悪く、精神的ダメージを負うことになる。

 性癖を持つこと自体は直ちに犯罪とは言えないが、犯罪はもちろん、他人に迷惑をかけることも、極めて不適切で好ましくない行動と言える。

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