この日、番組で取り上げられたのが、昨年11月に福島市で起きた死亡事故。97歳の男性が運転する軽乗用車で歩道を走り、歩行者の女性をはねて死亡させ、4人を負傷させたとして、先月28日、この被告の初公判が開かれた。
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被告はブレーキとアクセルを踏み間違えて暴走したという起訴内容を認め、「運転をやめるべきだった。本当に申し訳なかった」などと謝罪。事故についてどう思っているかと聞かれると、「本当に愚かなことをした。でも、運転しなければ食事にもどこにも行けない」と釈明したという。ちなみに、被告の家から最寄りのバス停までは高齢者の足で20分、バスの本数も1~2時間に1本だった。
これに対して、菊間氏は「ただ、運転しなければ食事にもどこにも行けないとおっしゃいますけど、そんなことはないと思うんですね」と主張。
「色んな行政のサポートとかあると思う」とも述べ、「そういう言い方(車がないとどこにも行けないという言い方)をすると、しょうがなかったという風になってしまいがちですが、人が1人亡くなっているので、亡くなった遺族が聞いたらやっぱり納得行かない」と論じた。
菊間氏の父親(元・高校バレーボール指導者)は車の運転中、てんかんのような発作で意識がなくなり、ガードレールに2回突っ込んだ自損事故を起こしているという。そこで同氏は父を説得し、66歳で免許を返納させたことを告白。父は学校の生徒を乗せてマイクロバスの運転をしていたと言うが、車の代替手段として、「電車を使ったりタクシー使ったり、(生徒の)父兄の方に乗せて頂いたり」と語っていた。
この私見に、ネットは猛反発。「行政のサポートはそこまで充実してない」「そういう介護サポートは老人が多すぎて手が回らない」「菊間さんは無知にも程がある」「田舎に10年住んでから言ってください」とツッコミの嵐。
彼女の父親の話に対しても、「環境に恵まれてただけの話」「菊間さんのお父様は恵まれてるケースでしょ。便利な場所だったり、余裕があるんでしょ。経済的にも。一般的にはそんな簡単な問題じゃないって」と異論が噴出していた。