警察によると男は2022年9月、当時勤務していた障がい児通所支援施設の代表者を名乗り、「施設の子どもたちにゲーム機を使わせたい」「金は後で払う」などと嘘を並べ、ニンテンドースイッチ2台、プレイステーション1台、携帯電話2台、計4回、販売価格52万0300円を納品させた疑いが持たれている。
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支援をエサにだまし取ったゲーム機は、全てリサイクルショップに売却されていた。警察の取り調べに対し、男は「ゲーム機などをだまし取ったことは間違いない」と容疑を認めているという。
この事件に、ネット上では「施設ではゲーム機を置けないはずだよ。こんなすぐにバレるような嘘をなんでつくのかね」「あまりにも短絡的な犯罪。ともかく、人の善意につけこむような犯罪はおかしい」「最低な行動だし、あくどい。本当に不愉快な事件」「施設の子どもたちをダシに金を得るなんて最低。どうせパチンコに使っていたんだろ」と怒りの声が相次ぐ。
一方で、「どうしてこんな話を信じてしまうのか。そこにも首をひねってしまう」「依頼を受けた方もどうかしているよ」「バレるのが遅すぎるのでは。『必ず払うから』って言われた時点で、『ちょっとおかしい』という気持ちにならないのかな」という指摘も出ていた。
他人の善意に付け込み、私腹を肥やしていた男。犯した罪以上に、モラルが崩壊していると言わざるを得ない。