アメリカ・フロリダ州で、22歳の男(32歳と報じている記事もある)が恋人の女性とけんか。けんかの過程で女性がペットとして飼っていたニシキヘビの頭をかみちぎり、起訴された。海外ニュースサイト『NBC 6 South Florida』と『CBS News』、『New York Post』などが2月1日までに報じた。
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報道によると1月30日の午前5時半ごろ、集合住宅のある家から男女がけんかをしている声が聞こえるという通報を受け、警察が現場に駆けつけた。近隣住民が通報をしたとみられている。
警察が駆けつけると、家の中で男女が大声で口論している声が聞こえた。警察はドアを数回ノックして、ドアを開けるように言ったが2人は聞かなかった。許可がなく侵入できずにいると、女性が大声で「ドアを蹴って!」と叫び警察に家に侵入するように言った。
それを聞き警察はドアを蹴って家に侵入。そのとき、2人がどのようなけんかをしていたのかは不明だが、警察の呼びかけに対して男は抵抗したそうだ。警察は女性を保護。男を取り押さえようとしたが暴れた。警察は手錠をかけたが、男は手錠を掛けられた手で警察を殴ったという。警察は顔にすり傷を負った。
その後、男は拘束されてパトカーに連れられた。男が去った後、女性は警察に「彼(男)が口論中に私のペットのニシキヘビの頭をかみちぎった」と告白。警察は玄関付近で頭がかみちぎられ、頭と胴体が切り離されたニシキヘビを見つけたという。なお、フロリダでは種類によってはニシキヘビをライセンスなしで、ペットとして飼うことができる。女性が飼っていたニシキヘビの種類は不明だが、警察が問題視していないことから女性が飼っていたニシキヘビはペットにできる種類だったとみられる。
男は拘留され、警察への暴行や動物虐待の罪で起訴された。保釈金は1万5000ドル(約201万円)に設定されているが、男は現在も拘留されている。
このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「ニシキヘビをかむなんて危険なのに、よくそんなことができたな」「男の行動は理解できない。精神がおかしい」「ニシキヘビをかむなんて危険で、悪魔のようなことができるのが驚き」「男は女性を怒らせたのか。けんかの原因を知りたい」「そもそもニシキヘビはペットと呼べるのか」「むしろニシキヘビが人間を攻撃しそう」「肉を食べている私たちも動物虐待になるのでは」といった声が上がっていた。
男の行動は奇妙でもあるが、罪のないペットに危害を加えるという行為は罪に問われても致し方ないだろう。
記事内の引用について
「Cutler Bay Man Bit Head Off Pet Python During Domestic Dispute: Police」(NBC 6 South Florida)より
https://www.nbcmiami.com/news/local/cutler-bay-man-bit-head-off-pet-python-during-domestic-dispute-police/2962679/
「South Florida man accused of biting off head of pet python during domestic dispute」(CBS News)より
https://www.cbsnews.com/miami/news/south-florida-man-accused-of-biting-off-head-of-pet-python-during-domestic-dispute/
「Florida man Kevin Justin Mayorga bites off pet python’s head in fight: police」(New York Post)より
https://nypost.com/2023/02/01/florida-man-bites-off-pet-pythons-head-in-fight/