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「有り得る前残りのパターンで大荒れ期待の穴党が大興奮中」ターコイズステークス 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 昨年は今回も出走するミスニューヨークが斤量53kgで勝ちました。今年は斤量55kgでの出走ですが、17年、18年ではミスパンテールが斤量が上がっても連勝して3着も同じ馬でした。また、20年、21年でアンドラステが斤量が上がっても連続して2着でしたから、近年はリピートする事も多く見受けられます。そうなると、ミスニューヨークも有りだという話になりますが、今年のメンバーには初勝利までは苦労しましたが、その後は絶好調のママコチャは3連勝中、ウインシャーロットは2連勝中で好タイム実績もあることから新しいライバルたちもいます。

 それにこのレースは過去10年でも荒れる事が多いレースでもありますから、取りこぼしがないように気を付けなければなりません。特に前走がGIで二桁着順だった馬が馬券に絡む事が多く、今年で言えばアブレイズ、シャドウディーヴァ、ローザノワール、エリカヴィータがそれに当てはまります。特に前走が秋華賞、エリザベス女王杯だった馬はデータでは穴馬になります。

 また、アブレイズの前走は天皇賞(秋)で牡馬と戦った結果ですから無視しても良い筈で、シャドウディーヴァにも同じ事が言えます。その前の府中牝馬Sではアブレイズが5着で、シャドウディーヴァが7着。これは斤量の違いもありましたから、この2頭は近い存在だと思われます。但し、ライティアも府中牝馬Sで一緒に走って6着だった事から、この馬だけは斤量が変わらず54kgで出走してきますから有利だと言えます。昨年のこのレースでは前走府中牝馬Sで12着だったミスニューヨークが勝っていますが、斤量が1kg軽くなっていた事を考えれば、ライティアは府中牝馬Sと同じですが斤量が上がってないのですから、同じパフォーマンスが期待出来るとなれば先着の可能性を考えて穴になると読んでいます。

 それと斤量で言えば、ここ2戦は二桁着順ですがハナをきってのレースだと思えばペースが合わなかった事や、今回は中山ですから前残りも期待出来るしローザノワールも有りだと思います。昨年のこの時期に中山1800mではありますが逃げ切った事もありますから、大穴が期待出来る理由は好タイム実績もあるからです。

 そうとなればこのレースは面白くなります。この2頭は両馬共に前々の競馬をしますので、前残りチャンスのペースになれば馬券の組み立ても俄然やる気が出てきましたのでまさかの馬券も楽しみです。

ワイドBOX 11ライティア、12ローザノワール、15ウインシャーロット
ワイドBOX 11ライティア、10シャドウディーヴァ、5アブレイズ
ワイドBOX 13ミスニューヨーク、6アナザーリリック、14エリカヴィータ
ワイドBOX 2ママコチャ、3スカイグルーヴ、12ローザノワール

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