岸田文雄首相は8日、防衛費を今後5年間でGDPの2%まで引き上げる方針を表明。2027年から4兆円の追加財源が必要になり、そのうち1兆円余りを増税で賄うと言い、増税について世間からは賛否両論が集まっている。
一方、自民、公明両党は12日、政府の外交・安全保障政策の指針「国家安全保障戦略」など安保3文書の改定内容に合意。近く閣議決定することにしている。
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また、このうち従来の「中期防衛力整備計画」に代わる「防衛力整備計画」に関しては、来年度から5年間の防衛費およそ43兆円の内訳はすでに明らかに。敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ防衛能力」の分野に約5兆円、航空機や艦船などの装備品の維持・整備に約9兆円、自衛隊の隊舎や宿舎の老朽化対策などに約4兆円などとなっている。
そんな中、この話題について話を振られたバービーは「内訳聞いてても、現状維持のために増税しなきゃいけないっていう論調に聞こえるんですけど」と持論を展開。「そもそも現状維持にそんなにお金掛かるのか? っていうか。老朽化ということを含めても、どのくらい老朽化しててどのくらい新設しなきゃいけないかっていう具体的なところが分からないので」と納得しにくいと明かした。
また、「増税することで防衛費をもうちょっと増やすことで、攻撃的な能力を持とうとしているのかどうか。本当に今まで通りのことをやろうとしてるのかあまり見えて来ないなっていうところが心配ですね」と話していた。
この発言に、MCの恵俊彰は「国家安全保障戦略」の中で安全保障上課題となる国として、中国、北朝鮮、ロシアが明記されていることに触れ、「この3つの国、怖いですよね。ここはなんとなく分かりますか?」とフォロー。バービーは「……はい。分かります」と答えていた。
このバービーの発言に、ネット上からは「現状維持ではなく、防衛力の安定的な維持では?」「設備がどのくらい老朽化しているってニュースにもなってるし調べれば分かること」「全部の内訳なんてそれこそ安全保障上公開できるわけないでしょ」「もうちょっと調べてからテレビ出たら?」といった呆れ声が多く集まっていた。