男は10日午後8時10分頃、松江市の路上で刃渡り16.8センチの包丁を全長100センチ程度の棒にテープで巻き付けた槍のようなものを所持していた。様子を見た近隣住民が警察に通報。自宅にいたところを銃刀法違反の疑いで逮捕した。
>>「包丁を持った人がいる。それは俺」43歳男が自ら通報、銃刀法違反で逮捕 意味不明な供述<<
警察によると男は逮捕前、近所に住む男性とトラブルになっていたそうで、一旦家に帰り、槍のようなものを持ち出して、再び男性の家に向かっていた。その後、男の妻が槍を取り上げたため、自宅に戻っていたという。男がなぜこのような武器を用意していたのかなどについてはわかっておらず、現在警察が捜査を進めている。取り調べに対し、男は「喧嘩になって腹が立ったので包丁を持ち出した」と容疑を認めているとのことだ。
なんとも恐ろしい男の行動に、ネットユーザーからは「猟師がイノシシや熊を仕留める時に使うフクロナガサではないか。武器としての殺傷力はかなり高い」「明らかに相手を殺そうとしている。妻に止められなかったら、殺人事件になっていたかも」「こういう殺人者予備軍のじいさんがいることが恐ろしい。隔離することもできないし」「人権の名のもとに、無法者が闊歩している」と怒りの声が上がる。
一方で、「奥さんが途中で止めて良かった。自分の夫が殺人犯になることを防いだのは大きい」「奥さんも怖かったと思うけれど、取り上げて家に帰ることができたのは良かった」という指摘や、「途中で止める前に武器を持っていることに気が付かなかったのか」「もっと早く止めてほしかった」などの意見も出ていた。