警察によると、男は7月8日午後9時25分ごろ、館林市青柳町で自民党から立候補していた中曽根弘文氏の選挙ポスター1枚に黒いスプレーを噴きかけて、バツ印をつけて汚した疑いが持たれている。また、掲示板のポスターが貼られていない部分に「せいかつのテキ」などと書き込んだ疑いが持たれている。
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館林市内では参議院選挙期間中に、中心部から南西部にかけ、計15か所の掲示板で同様の被害があったとのこと。警察の取り調べに対し、男は「自民党への不満があった」などと話しているという。警察は男の犯行である可能性もあると見て、関連を調べている。
この事件に、ネット上では「47歳無職。こうやって政治のせい、誰々のせいなどと人のせいにして生きてきた結果がこれという感じがする」「申しわけないけど、典型的な反政府の姿という感じがする」「他の議員にも、同じようなことをしていたのではないか。政治信条は個人の自由だが、選挙の際に相手を妨害するのはおかしい」「なぜこんなことをしようと思うのか。選挙で大敗したあの野党が暗躍しているとしか思えない」と怒りの声が上がる。
また、「自民党や政府与党に反感を持つ人間は、こういう不法行為を厭わないイメージがある」「まともな方法で自民党を倒せないからって、こういうことはやめてほしい」「野党支持者だが、こんなことはやめてほしい」という批判も出ていた。