上海は「ゼロコロナ政策」として、4月から大規模なロックダウンを開始。しかし、住民に混乱を招いたほか、経済にも大打撃を与え、WHOからもその政策を疑問視されることに。
上海市トップは「ゼロコロナ」の成功をアピールしている一方、香港メディアによると、厳しい政策のせいで病院にかかれず、5月上旬までに90人以上が感染以外の理由で死亡しているとのこと。世界からは「ゼロコロナ」政策よりも、その代償に注目が集まっている。
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そんな中、番組でこの話題について振られた古市氏は「実際2か月間、上海のロックダウンっていうのは、日本からは想像ができないくらい厳しい措置だったわけですよね。家の外にも出られない、ペットの散歩にも行けない、スーパーに買い物も行けない、人とも会えない」と指摘した。
古市氏はこうした上海のロックダウンについて、「日本の緊急事態よりもはるかに厳しい措置」とした上で、「ある種自由を制圧する施行で、中国だからこそできたと言えるし、一方、日本に置き換えたら、日本では到底不可能」と話した。
また、同氏は「日本でもコロナ始まってから2年間くらい、『ゼロコロナ』であるとかロックダウンに近いことを主張された人がいたんですけど、上海みたいなことをするんですか? って話」とバッサリ。「『ゼロコロナ』とかロックダウンが危険な思想だってことが改めて確認されたと思うんですよね」と持論を展開。「だから、玉川徹さんとか今どう思ってるんですかね?」と指摘していた。
裏番組の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、「ゼロコロナ」を唱え続けていた同局社員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏の名前を出した古市氏。この発言に、ネット上からは「玉川、言われてるぞ」「よく言った」「これは正論」「あれだけ力説されてた玉川さんには説明してほしい」「古市憲寿さんはこういうこと言うから面白い」といった面白がる声が集まっていた。