16日、早稲田大学で開かれた社会人向け講座に講師として呼ばれた伊東氏は、若者を牛丼好きにするための戦略について、「地方から出てきた生娘さんが、初めて(吉野家を)利用して、そのままシャブ漬けになるような企画」と表現。
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さらに、「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢、生娘なうちに牛丼中毒にする。男に高い飯を奢ってもらえるようになれば絶対に食べない」という発言があったことが、受講生と見られるSNSから発覚した。
これについて、玉川氏は「僕が一番びっくりしたのは牛丼中毒にするという、ここなんですよね」と切り出すと、「中毒」という言葉を辞書で引いてみた“結果”を報告。
その意味について、「薬物で機能障害が起こること」「依存させ、不足すると非常に強い飢餓感を持つこと」と告げながら、「中毒という言葉に、いい意味なんてないんですよ」とバッサリ。「常務ですから経営方針、社の目的として、客を中毒にさせようと思ってやってるんですか?と思ってしまう」と不快感を露わに。
さらに、玉川氏は吉野家の牛丼が好きであることを明かしながら、「たまにやっぱり食べたくなるんですよね。なんで、たまにどうしても食べたくなるんだろうなと思っていたが、僕を中毒にさせようと思って作っていたのかと思うと、ちょっと引きますよね」と呆れた。
この後も、同氏は常務の考え方について、「依存させるためにはどういう風にしたらいいかというのを考えながら、食品を作っていることが目的だとすると、どんな手段が出てくるんだろうと怖くなっちゃうんです」と話していた。
ネットでは、“中毒”という言葉を強調して取り上げた玉川氏に対して、「世間が問題視しているのそこじゃねえし」「気心の知れた、身内で使っていた言葉なんだろうと思う」「牛丼なんてほかにもある」といった意見が飛び交っている。