橋下氏は「ウクライナ戦争が始まったとき、この日本ですら戦え!一色になった。それは戦闘員の視点。しかし国家の大部分は非戦闘員」とツイート。続けて、「戦争指導はとかく戦闘員の視点になりがちで今回の日本の風潮もそうだったが、戦争指導は非戦闘員の視点も超重要。それが戦う一択ではないという意味。日本でもそうなりつつある」と書き込んだ。
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橋下氏は、今回の侵攻に関してはウクライナの徹底抗戦を支持するよりも、政治的妥結の必要性をかねてより訴えてきた。今回のツイートもそれに関連したものと言えるだろう。
しかし、ネット上では「この日本ですら戦え!一色になった」という橋下氏の主張に引っかかったネットユーザーが多いようだ。「戦えなどと誰もそんな事は言ってい無い。言っているのはウクライナの人の意思を尊重しようという事です」「戦え、一色になっているのはこの人の頭の中だけ」「いつ一色になったのか教えてほしい」といったツッコミの声が並んだ。
さらに、橋下氏が2月27日に行った過去ツイートで、「日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まってもクソの役にも立たない。ウクライナとともにあると威勢よく言っていた国会議員は直ちにウクライナに行って戦え」と主張していたことを指摘するユーザーも出現。過去の言動と整合性が取れていないのではと矛盾を指摘する声も聞かれた。
橋下氏はウクライナ情勢に関しては専門分野ではないためか、発言のブレや矛盾を指摘される機会が多い。今回のケースもその一つとなってしまったと言えるかもしれない。
記事内の引用について
橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo