坂本の発言は、2014年3月29日放送の『ポータル ANNニュース&スポーツ』(テレビ朝日系)でのインタビュー時のもの。坂本はインタビューの中で、「『戦争は外交の失敗である』と定義されてます。だからよくね、『攻めてきたらどうすんだ』ということを言う人がいますけど、攻められないようにするのが、日々、するのが外交の力なんですよ」「それを怠っておいて、『攻めてくるかもしれないから』って軍備増強するっていうのは本末転倒」などと語っていた。
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この発言は、坂本の画像に文章で綴られてネット上で拡散されていたが、加藤は6日にツイッターにこの画像を投稿。「その通りです。龍一さんのお顔が見られてうれしいです」と共感を綴った。
また、「あらゆる国家間の紛争を武力で解決しない。これを日本の憲法9条で決めています」とし、「日本は海岸線にいくつも原発を設置しています。絶対に武力攻撃を受けないための外交が必須です」とツイッターに綴っていた。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻が続いている現状、加藤のツイートにネット上からは「攻められた方に落ち度があるって言いたいのか」「要するに外交が失敗したウクライナが悪いと?」「全共闘時代から何一つアップデートされていない」「まともな外交が通じない相手もいる」「ウクライナが日々の外交を怠ってきたと言うんですか?」といった批判的な声が殺到。ツイートは炎上している。
一方、ネットからは加藤のツイートに対し、「ウクライナに向けたものじゃなくて、日本の話では?」「確かに外交で戦争は防げるかもしれない」といった賛同の声も見受けられた。
侵攻が現在も続いている中、大きく波紋を広げるツイートとなってしまったようだ。
記事内の引用について
加藤登紀子公式ツイッターより https://twitter.com/TokikoKato